2012.10.11(木)へっぽこ遠征inタイ王国(1日目) 海外・タイ王国 4:30PM
曇り 32℃
9度目のタイ王国遠征。前回のタイ王国・北部遠征では残念ながら、クワガタの姿を確認する事が出来なかった...。しかし地元の方の情報では10月頃が一番クワガタやカブトムシの姿を目にすると聞いていたので、今回は前回遠征のリベンジとして改めてタイ王国・北部へと決定した。日本であれば時期的に南西諸島のマルバネシーズンであるが、果たして10月のタイ王国・北部では、どんなクワガタに出会えるのだろうか?
9度目のタイ王国遠征
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(熱帯モンスーン気候。言葉はタイ語。面積は日本の約1.4倍。人口は約6200万人。仏教95%を占める。)
まずは成田空港へと向かう。最近は羽田空港も国際線が活性化して便利になっているのだが、私は自宅からアクセスしやすくなった成田空港の方が使い勝手が良い。今回は第1回のタイ王国遠征以来となる午前中に成田空港に到着し12時の飛行機に搭乗予定である。第2回遠征以降、仕事の兼ね合いなどもあって夕方便(バンコク到着23時過ぎ)ばかりであったが、昼前に日本を発てればタイ王国には夕方に到着する事が出来るので、その分初日からタイ王国を楽しむ事が出来る。
成田空港
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通常はJAL(日本航空)を選択しているのだが、今回はタイ航空を選ぶ事にした。航空券として比較してみると、今回は4万円ほどタイ航空の方が安く購入する事が出来たからである。さすがに4万円の差は魅力的であり、今回の搭乗で気にならないのであれば今後の選択肢も大きく広がると思う。
今回はタイ航空を利用
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ここは日本国内なので、海外の航空会社であっても日本語で進める事ができる。いつもと同じ様に手続きを行い、搭乗時刻になり飛行機に乗り込む。客室乗務員(キャビンアテンダント)はタイ人が多いが日本語も喋ってくれるので全く問題ない。タイ航空は紫で統一されたカラーリングが機内でも際立っており、紫好きな自分としては気分が良い。・・・滑走路近くまで来ると、朝の渋滞にハマったらしく、飛行機が列を成している。
朝の渋滞
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滑走路に到達するまで結構時間が掛かったが、ようやく大空に飛び立つ事ができた。モニターをみると針路図が表示された。日本からいつもの新バンコク(スワンナプーム)国際空港まで6時間半ほど掛かる見込み。ここから到着までの時間の潰し方は人それぞれであり、大方最新の映画などを観たりしている。・・・因みに旧バンコク国際空港はドンムアン空港
6時間半
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今回は昼時の出発という事もあり、すぐに機内食(ランチ)が運ばれてきた。この辺りはJALとレベル的な差はないと思う。ただタイ航空だけあってメニューは「タイカレー」であった。日本式のカレーライスは大好物であるが、どうもタイカレーは馴染めなかったりしていた...。しかし今回のタイカレーは日本人向けにアレンジされており非常に食べやすかった。
機内食(タイカレー)
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食後は持参したゲーム(DS&3DS)をプレイしたり、昼寝などして適当に時間を過ごす...。
・・・それなりに時間を過ごしていると、いつしかタイ王国上空に入っていた。今回は明るい時間帯なので、時折タイ王国の大地が確認できる。日本の田畑とは、また違った光景でありテンションも上がる。
タイ王国の大地
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無事にバンコク国際空港に到着。結果的にタイ航空で全く問題なかった。今後も金額的に差が出る時は良い選択肢になると思う。機内アナウンスによると周辺の気温は32℃との事であり、日本を出発時は22℃だった事を考えれば、真夏に逆戻りなくらい暑いはずである。
タイ航空、良かった!
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まずは入国審査(イミグレーション)を受ける。第1回遠征時の経験上、夕方という時刻から大混雑を覚悟していたのだが、ガラガラ状態で待ち時間ゼロにて通過する事が出来た。どうやら今年に入ってから入国審査の窓口が他の場所にも増えたらしい。どうりで空いているはずである。それでも相変わらず入国審査で揉めている人も居り、そこだけは列が出来ている。後ろに並んでいる人は呆れて空いているの方に移動している...。その揉めている人はお察しの通り中○人である。・・・最近はスムーズに進む為にもそれらしき人の後ろには並ばない様にしている。
ガラガラの入国審査
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入国審査を済ませ、機内預けの荷物を受け取る。いつもであればこの後、うしやんさんと合流予定の流れであるが“今回の合流は明日の朝一”という事になっており、本日はここから電車などを乗り継ぎバンコク都内へと向かう。因みに毎回「バンコク都」と表記しているが、よく間違われているのだが、バンコクは首都府なので、バンコク市ではなく、バンコク都という表記になる。
空港の地下に「エアポート・レール・リンク」という空港連絡鉄道のスワンナプーム駅があるので、標識の英語表記を頼りに電車の駅に向かう。この空港連絡鉄道は、まだ開業して1年ほどしか経ってない鉄道らしい。
空港連絡鉄道に向かう
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駅に到着。保安員の様な人が切符の買い方を説明してくれる。タイ語なので、全く何を言っているのか判らないまま自動券売機の前に立つ。画面を見ると英語表記が可能なので目的地を確認し、タッチパネル式のモニターで購入する。パヤータイ駅までなので始発(スワンナプーム)駅から終点までになるが150バーツ(450円)であった。
乗車賃を払う
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自動券売機から切符らしき出てきたモノは1枚のコイン...。どうやらこれが切符の代わりの様である。
乗車コイン(切符)
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駅のホームに辿り着く。すべてが初めての事であり、新鮮に感じる。しばらく待っていると電車が来たので乗り込む。ちょっと不安であるが「とりあえず始発駅なので間違いはないだろう..。」と自分に言い聞かせる。電車内の駅一覧を見ると、目的とするパヤータイ駅が表示されているので、ひと安心。
エアポート・レール・リンク
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車両はドイツ製の様であり、日本の車両よりコンパクトに感じる。最近の大江戸線の様な印象を受ける。それにしても他の乗客が全く居ないのが少々不安に感じる...。大丈夫なのだろうか...!?
車内はコンパクトで綺麗
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とりあえず目的としていたパヤータイ駅に到着したので、電車を降りる。ここから今度は「BTS」という別の電車に乗り継ぐ事になる。降りた駅にて辺りを見渡すと別の電車が見えるので「あれに違いない!」と自分を信じ進んでいく。バンコク都という大都市であっても電車の数は限られた路線しかないので、それほど迷う事はなさそうである。・・・改めて日本の都市部の路線の多さを実感する。
BTSに乗り換える
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「BTS」は以前の遠征時にもウィークエンドマーケットを訪れる際に一度利用してる。・・・駅構内に電車が入ってきた。確かに見覚えがある。先ほどの空港連絡鉄道にも言えるのだが、カラーリングはタイ王国国旗をモチーフにしていると思われる。「BTS」はバンコク都内30kmほどの高架鉄道で、先ほどの空港連絡鉄道と異なり、タイ人も多く利用し車内は混雑している。常に道路が大渋滞のバンコク都内では、車での移動は全く時間が読めない...。その点、高架上を走るBTSは渋滞無く、エアコン完備で快適にバンコク都内を進む事ができるので重宝されているのだろう。
BTS(Bangkok Mass Transit System)
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目的地に到着したので下車し駅構内から道路を見ると、やはり大渋滞している。日本と比べると信号機も少なく、横断歩道があっても歩行者用の信号は無かったりするので、「ここは外国!」という意識を持って街を歩く必要がある。逆にその緊張感を楽しむのも海外の醍醐味だと思う。
バンコク都は大渋滞...
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夕食を取りに街を歩いてみる。すると様々な夜店が立ち並ぶ中、カブトガニを売っている魚屋があった。店員に写真を撮る許可を頂きシャッターを切る。日本では考えられない事でも、ここでは普通だったりする。やはり海外探索は楽しい。
カブトガニ
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夕食を取ろうと思っていたのだが、なかなか決定的なものがなかったので場所を移動しようとタクシーを拾おうとすると、トゥクトゥクの兄ちゃん(タイ人)が声を掛けてきた。目的地を言うと兄ちゃんは「150バーツ」と英語で言ってきた。因みにメータータクシーであれば50バーツ以下で到着できるのが分かっていたので、「外国人相手にふっかけて来たな!」と容易に想像できたので「話にならん!」というゼスチャーをすると、今度は「100バーツ」と値段を下げてきた。トゥクトゥクは交渉制であり、メータータクシーよりも相場が高く、特に外国人相手には高めに設定してくる事が多い。失敗したくない人は事前に下調べした方が良いだろう。
「トゥクトゥク」は交渉制
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色々とタイ人の兄ちゃんと片言の英語で話している内に値段も下がり、モノは試しとばかりに乗ってみる事にした。・・・すると席に座った途端、トゥクトゥクは猛スピードで発進した。それはもう“しがみ付いてないと振り落とされかねない”レベルであり、全く乗客を意識してない走りなのである。値段分の走りをしようとしているのか?猛スピードで車と車の間をすり抜けていく...。日本だったら考えられない走り方であるが、ここはタイ王国。開放感あふれ最高に楽しい!
飛ばし過ぎっ!!
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“ほぼノンストップ”で目的地まで到着する事が出来た。メータータクシーより高い値段であったが、スピードも速かった...。まぁ良い経験が出来た...。
ホテルに到着...
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とりあえず、ホテル前にあるセーウェン(セブンイレブン)に立ち寄る。毎度の事だがタイ王国には数多くセブンイレブンが存在するので、日本人には馴染み深く、気軽に入れる所が嬉しい。今回バンコク都を回ってみて、バンコク都内であればセブンイレブンのほか、ファミリーマートも多く確認する事が出来た。
セーウェン(セブンイレブン)
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・・・ホテルの部屋に戻り一息つく。初日としてはいつもと異なるスタートになるが、これはこれで楽しむ事が出来た。
・・・明日の起床は早いので、これで休む事にした。明日はうしやんさんと合流後、タイ王国・北部の探索だ zzz
成績:ボ〜ズ
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