ご注意!

2015年5月1日、石垣市条例で、チャイロマルバネクワガタヤエヤママルバネクワガタヤエヤマノコギリクワガタ採集禁止となりました。   下記、採集記は規制以前のものです。


2007.11.02(金)へっぽこ遠征in八重山列島(1日目)
沖縄県・石垣島 11:30AM 曇りのち雨 27℃ 涼しい


2007年最後の遠征地は、やはり石垣島に行く事にした。昨年の経験を踏まえ、夢をもう一度追う為に与那国島に行ってみたい気持ちもあったが、前回が出来すぎの感もあり、そのまま“良い思い出”として今回は見送るべきか?少々迷っていた。その様な中、遠征2日目にカミキリで有名るどるふさん&クワガタサイトのパイオニア的存在r.matsudaさんと石垣島にてご一緒する可能性が出てきたので、またと無い機会だと思い石垣島遠征に決定した。クワガタ(カミキリ)の世界では超有名なお二方だけに、一気にこの遠征が楽しみになってきた!

2007年の石垣島遠征
2007年の石垣島遠征



・・・ただ、合流は明日の予定なので、初日の今日は“へっぽこ”1人での探索となる。



羽田空港発の石垣島行きの飛行機は、6時25分発なので自宅を4時台に出ないと間に合わない...。前日は仕事だったので、4時起きは非常に辛い所であるが、この後“ヤエヤママルバネに会えるかも知れない”と言う思いだけで、テンションは上がってくる。自宅のドアを開けると外はまだ漆黒の闇が広がっており、11月に入り冷え込みも感じる様になってきた中、羽田空港に向けて車を走らせる。

夜中に家を出る
夜中に家を出る



高速道路も全く混まない状態で、羽田空港に到着する。空港内にはいつもと違って人の姿が殆ど無い...。その後、チケットの手続きを済ませ荷物を預ける。・・・登場時間までまだ時間があるので喫茶店でも行こうと思ったが、まだ開店してない店が多いので、待合室のソファーで仮眠を取る zzz

羽田空港もガラガラ
羽田空港もガラガラ



ボンヤリと時間が過ぎていく。・・・暫くすると日も昇り明るくなってきた。徐々に空港内に人が増え、出発の雰囲気が出てきた。・・・腹も減ってきたので朝食として空港内にある“立ち喰いそば”を平らげ、搭乗時刻が迫ってきたので搭乗口近くに移動する。いよいよ石垣島行き6時25分発が迫ってきた!

いよいよ出発
いよいよ出発



・・・その後、順調に進み羽田空港を飛び立つ。




うつらうつらしながら時間が経っていく。・・・そして、東京を発って2時間。南国の蒼い海が見え始めた。やはりこの色を見ると、気持ちも自然と南西諸島のモードに切り替わりテンションが上がっていく。

南国の海
南国の海



無事に石垣空港に到着し、いつもの「おーりとーり」の看板を目にする。これを見ると石垣島にやって来た感覚が一気に高まる。預けていた荷物を回収し、早速予約しておいたレンタカーを借りる為の手続きを行っていく。

石垣島到着
石垣島到着



レンタカーを借りた後は、まずは腹ごしらえとばかりにコンビニへ直行する。昼食を食べる為に市内の飲食店に入っても良いのだが、やはり石垣島に着いたからには、直ぐに山に行ってみたい気持ちが高まり、コンビニで“南西諸島弁当”と懐中電灯用の乾電池を購入する。いつもながらに石垣島は24時間OPENのコンビニや大型スーパーが点在しているので、遠征者にとっては非常に便利な島だと感じる。

とりあえず身支度を整える
とりあえず身支度を整える


天候は今にも雨が降り出しそうであるが、今の所はまだ降り始めていない...。1週間ほど前から気になって週間天気予報をチェックしていたが、天気予報はあまり芳しくなかった。雨が降り出してしまうとチャイロマルバネの活動も鈍ると思われるので、何とか降り出す前に探索を行ってみたかった。・・・今年は「塩害やその他の被害を受けていなければ良い。」と思いながらレンタカーを走らせる。

石垣の山
石垣の山



とりあえず目的地周辺まで辿り着く。雨は何とか持っているものの風がハンパでなく強い。サトウキビ畑の葉も大きくしなっている。・・・先ほどのレンタカー屋でも「石垣島は今の時期、あまり天候には恵まれず、どちらかというと雨が多いかもしれません...。」と言ってた。確かに過去の探索でも雨は多かった事を思い出す。「それでも今は降ってない!」とツキはあると信じ林道に入っていく。

風が強い!
風が強い!



一応は全ての可能性を試してみたいので、数個だけパイントラップを仕掛ける事にした。基本的にはサキシマヒラタが目的種になるが、他の種も“もしかすると...”に期待してシイの樹などに仕掛けてみる。

一応パイントラップを仕掛ける
一応パイントラップを仕掛ける



やはりこの時期“ススキに付くチャマル”の画を観たくなるのが心情というもので?レンタカーを停めて、林道を歩いて探索してみる。林道脇に多く生えているススキを見ながら、まずは“最高の確認方法”として探し始めてみる。・・・果たして久々のチャイロマルバネを確認する事はできるのであろうか?

ススキを確認
ススキを確認



林道を歩いてみると、やはり枯れている樹の多さに残念な思いになる。昨年も感じたが、年々と枯れていく樹が多くなっている事が窺える。理由は昨年同様に、台風で海水が巻き上げられ、その塩水が山に降り注ぎ樹々が枯れてしまう事も大いにあると思われるが、この他にも理由はあるのかも知れないが、これ以上の詳細は分からない。・・・ただ、私はこうやって採集記を書いている以上、現状というものを伝えて行く事も“自分なりの報告”になると思っている。

枯れている樹が多い
枯れている樹が多い



・・・林道を歩いていると、まだまだシーズン中という事もあって、他の採集者の方々とバッタリお会いする事も少なくない。いきなり「インセクトマート」のいっぷく王子氏と出会い、ご挨拶させて頂く。面識としては、今年の埼玉のフェアで少々お話させて頂いた程度であったが、氏はその時の事を覚えていてくれた様であった。・・・と言っても採集状況の詳細などを伺う事など出来ないので、本当にご挨拶程度に歩を進めていく。

・・・暫く時間が経ち、すると今度は「へっぽこさ〜ん!」と声を掛けて頂く。???・・・、爆走kozou.Aさんであった。氏とは毎年必ずどこかの離島でお会いするくらい情熱的に活動されている。氏の話を窺うと与那国島の台風被害は最悪の様で、自然の猛威を知る事になった。氏とも5分程度の会話ですぐに分かれた。

その後もチャイロマルバネ採集と思われる採集者の方々数名と出会い、一言二言の会釈程度に挨拶していく。やはり、かなりの採集者が石垣島に入っている様である。「・・・これだけの短時間で凄腕の採集者の方たちと競合したら、“へっぽこ”では何も太刀打ちできないなぁ。」

・・・そう思うと少々インターバルを取った方が良いと思い、先ほどコンビニで購入した“スパムおにぎり”を食べる事にした。南西諸島に来た際は、どこかしらでこのスパム系の弁当を購入する。味、食感共に独特のものがあり、関東では食べる事の出来ないという点でも真っ先に食べたくなるのである。

好物スパムおにぎり
好物スパムおにぎり



・・・食後、少し気分を盛り上げる為にと今回自宅から持ち込んだ「三線」を轢く事にした。以前から南西諸島には足を運んでいるが、来る度に「・・・何か沖縄らしい趣味を身につけてみたい。」と感じており、今年の夏から三線を購入し、仕事の合間を見て三線教室に通っていたのであった。もちろん人様に聞かせられるレベルではないが、嗜み程度に自分なりに南西諸島遠征を盛り上げてみたかった。工工四(三線の楽譜)を見ながら、探索同様に下手くそな音を奏でてみる。・・・遠くに見える石垣島の蒼い海と「涙そうそう」を轢いてみて、自分なりに心を穏やかにする事が出来た気がした。

三線を轢く
三線を轢く


三線を轢いて少々気取ってみたが、食後はチャマル探索モードに切り替える。一応、チャイロマルバネが樹の上部に付いている事を想定して5mの長網を持参した。今年は奄美大島でも時期外れという事もあって、遠征では役に立ててなかったので“今年最後の活躍を期待”して装備する事にした。

チャマル用5m長網
チャマル用5m長網



・・・しかし気持ちと裏腹に、チャイロマルバネの姿は一向に確認する事が出来ない。考えてみると競合者が多い事も大きな理由かも知れないが、やはり気になるのは蝶の少なさも感じる。数年前の探索時は多くの蝶が乱舞していた印象が強いが、今年もスジグロカバマダラやリュウキュウアサギマダラの個体を少し目にするだけで、以前の乱舞とは言えない状況が何か他の昆虫の少なさともリンクしている様が気がした。

・・・チャマルは付いてない
・・・チャマルは付いてない



以前、チャイロマルバネが徘徊していた場所も念入りに調べてみる。チャイロマルバネ♂と言えば飛翔のイメージが強いので、樹の上部などに眼が行きがちであるが、着地に失敗した個体や樹から落下した個体が地面を徘徊している気もしたので、ススキの根なども確認していく様にしている。

歩行しているチャマルも探す
歩行しているチャマルも探す



途中、大型甲虫の上翅を見つけた。どうやらタイワンカブトの翅の様である。情報としては大したものではないのかも知れないが、こうやって少しでも南西諸島の雰囲気を辿る喜びも大切にしていきたい。

タイワンカブトパーツ
タイワンカブトパーツ



チャイロマルバネを探索する事、数時間。・・・何やら甲虫の影が観えると思えば、大体は「クロカタゾウムシ」である。個体として、非常に面白い体型をしているので愛着も湧くが、クロカタゾウムシばかりだと流石に飽きてくる。

クロカタゾウムシ
クロカタゾウムシ



林道の場所を変えながら探索を行ってきたが、急なスコールに見舞われてしまい、とりあえず宿に戻り仕切り直す事にした。

突然の大雨
突然の大雨



・・・宿に到着すると“いつもの様に”眠ってしまい、時間だけが過ぎていく。




・・・宿にて仮眠を取り、気が付くとやはりと言うか窓の外は暗くなってしまった...。焦って身支度を整えレンタカーに飛び乗る。・・・自分の知っているヤエヤママルバネのポイントは、人に聞かずにやっとの思いで探しあてた数少ない(知っている人から見ればショボイであろう...)ポイントなので、出遅れて他の採集者が入ってしまえばヤエヤママルバネを確認できる可能性は、殆どなくなってしまう。・・・まぁ自分のスタンスとしては「ダメなら仕方が無い...。」という気持ちもあるので、切羽詰った状態ではなく林道に入っていく。

ヤエマル探索開始!
ヤエマル探索開始!



ポイント周辺に来ると、先ほどまで小康状態だった雨が一段と強く降り始めてしまった。持参していた雨合羽を着込み、1人寂しく漆黒の闇のジャングルの中へ歩を進めていく。・・・やはり出遅れたせいか、ジャングルの中では数名の先行者が入った形跡も感じられる。・・・なので、自分の知る限りのシイの樹を観て回るものの、出遅れた感がありありと感じられる。

・・・いない
・・・いない



・・・暫くそのまま探索を行ったが、全くヤエヤママルバネの雰囲気が感じられない。しかも雨足が更に増して、シイの樹が濡れ始めてしまった。こうなると、雨の嫌いなヤエヤママルバネは洞の中などに戻ってしまい、姿を隠してしまう。・・・と、言うか、全く虫の雰囲気すら感じられない状態になっており、「初日という事もあるし今日は諦めるかな...。」と弱気になってしまった。

・・・虫の雰囲気が感じられない
・・・虫の雰囲気が感じられない



・・・少々考える。「1人で南西のジャングルに入っている訳だし、状況も良くないし無理もしたくない。・・・あと30分探索して、厳しかったら引き揚げよう。」そう自分なりに“線引き”を決めて、今まで確認したシイの樹の周辺をもう一度確認しながら探索を試みる事にした。・・・ただ、シイの樹の幹が乾いている箇所が殆ど無いほど、雨足は増してしまった。


・・・その後、正直な所「ここまでかなぁ...。」という雰囲気も感じたので、そろそろ引き返そうと思った瞬間、懐中電灯の光の中に“何か”が動いた様な気がした。もう一度、懐中電灯を当ててみると“その影”は微かに動いている様に感じられる。一気にテンションも上がり、影に近付いてみる。そして改めて懐中電灯の光を当ててみる。今度こそ間違えないシルエットが浮かび上がった。ヤエヤママルバネ♂の姿がそこにあった。

いたっ!!
いたっ!!



更に近付き光を当てると“ヤエヤママルバネらしい”ワインレッドな輝きを放っていた。小歯の小さな個体であったが、私にとっては“大きい小さいが問題ではなく”沖縄県の離島である石垣島にて、自然の姿であるその個体が自分の目で観る事が出来て、この採集記用に写真が撮れれば、それだけで本当に満足なのである。個体の周辺をよく観ると、寝ぐらの様な洞の周辺だけが運良く乾いていて、個体が付いていた感じである。この場所もあと数分もすれば濡れてしまう勢いで雨が降っていたので、本当にタイミングが良かったのだと運の良さに感謝した。

石垣島・ヤエヤママルバネ♂
石垣島・ヤエヤママルバネ♂




状況は相変わらず好転しない事と、ヤエヤママルバネも何とか1頭確認できた事もあったので、本日の採集はここまでとし、レンタカーに戻る事にした。とりあえず本日の目標を達成できた事と、まして今日は“自身の誕生日”である事も手伝って、満足感高く気分も良い!




・・・はずであった。





















 ・・・しか〜し


















またもやあの悪夢が甦った・・・
















↓ダークゾーン↓


 「今駆け上がった丘を戻れば、開けた林道に戻れるはず...。」

 ・・・そう思い、今上がってきた斜面を下り林道に引き返す。

 「そろそろ開けた場所に出るはずだが...。」

 ・・・斜面を降りるという感覚だけで、実際の景色は“
イメージしているものと全く異なっている”...。


 ・・・暫くもと来た(であろう)道を戻ってみるが、一向に林道であるはずの開けた空間が現われない...。


 ・・・どうやらヤエマルを発見し、1本のシイの樹の回りをグルグル回ってしまった事で、完全に方向感覚を失ってしまた様である。

 
即ちジャングルの中で、“また”1人ぼっちで迷ってしまったという事になる(泣)

・・・方向感覚を失う
・・・方向感覚を失う



 気が付くと彷徨っている内に、5mの長網の付け根のネジが折れてしまい、網と柄の部分が結合できなくなってしまった。

 これで明日以降のチャイロマルバネ探索時に使用できなくなってしまった...。


 「・・・。」

 「まずは落ち着こう。焦ったら余計に混乱するだけだ...。」

 「・・・とりあえず“このまま勘違いしたままの状態”で先に進むより、一度ヤエマル発見ポイントまで戻った方が良いだろう。」

 ・・・もう一度斜面を登り、先ほどのヤエヤママルバネの付いていたシイの樹まで戻る事にした。


 ・・・そして慌てず、冷静に自分が辿ってきたルートを見直してみる。


 「自分で斜面を登ってヤエマルを見つけたのだから、登ったであろう斜面の位置をもう一度確認してみよう...。」

 ・・・しかし、なかなか思う様にいかない。

 「・・・ヤベぇなぁ。この樹もさっき観た感じがするなぁ」

 こういう時、より孤独を感じる。雨の音、風の音、、、急に臆病風に吹かれた様に一人で居る事に大きな不安を感じるようになる...。


 ・・・ただ、どういう訳か?迷っている時に限って“凄く雰囲気のある”シイの巨木を見付けてしまったりする。

 ・・・しかし、まずは自分の位置を把握し、開けた林道まで戻る事が先決である。


 「・・・???」

 「・・・この斜面からの登って来た気もするけど、なんか下草の雰囲気が違うよなぁ。」


 それでも少しだけ“気になる”斜面を下って、確認してみようと思ったその瞬間・・・。


 「あぁっ!!」


 ・・・気が付いた時には遅かった。雨で濡れた下草に足を取られて、斜面から下に滑り落ちてしまった。

・・・焦って斜面から滑り落ちる
・・・焦って斜面から滑り落ちる



 ・・・勢い良く落ちてしまったので、数メートル下まで滑り落ちてしまった。


 ・・・幸い怪我は無かったものの、精神的に少々ショックを受けてしまった。

 「本当にツイてないよな...。どんな35歳の誕生日だよ...。」


 ・・・そう思いながら、また出口を探す為に起き上がり、泥だらけになってしまった雨合羽の泥を落とす。


 ・・・そして、また周辺を見渡す。



 「・・・」


 「・・・?」


 !!!


 「あれっ?!」


 どういう訳か?斜面から滑り落ちた“その場所”の目の前には、先ほどから捜し求めていた“開けた林道”の風景が広がっていた。


 「・・・良かった。もう余計な事は考えず、宿に戻って休もう。」




 結局、ほんの少しだけ来た道から“ズレただけ”の場所を、行ったり来たりしていた様である。

 しかし、それだけ夜の山は方向感覚を失いやすい場所である事を、毎度ながらに実感する事になってしまった。

 何とか無事に林道まで戻れたから良いものの、誤って“より危険な方向”に向かってしまっていたら、などと考えると正直ゾッとする。

 ・・・やはりハンディGPSや遭難を想定した準備は行っておくべきだと改めて感じた。

↑ダークゾーン終了↑


クタクタになってレンタカーに戻ると、自分以外の車も数台停車している様で、採集者らしき人影も数名確認できる。

「・・・どうも!」

いきなり声を掛けられたので少々驚いたが、昼間にもお会いした「インセクトマート」のいっぷく王子氏と数名の方であった。その中には「むし社」の標本修理工Tさんもいらっしゃった。久々の再会という事もあって、先ほどまでのジャングル内での徘徊の緊張感が一気に解けた。標本修理工Tさんは「東京の飲み会で会うより、こうやって現地で共に同じ苦労を味わった後に出会うと、何倍も親近感が湧きますね!」と仰る言葉を聞き、本当にその通りだと思った。標本修理工Tさんは数日前まで西表島に入っておられた様で、しっかりと成果をあげられていた。さすがの貫禄を感じた。それ以外にもお互いの体力作りの話など、漆黒の闇の中で標本修理工Tさんと語り合う事ができた。

・・・その後、採集者の方々は思い思いの場所へと採集に入られて行った。考えてみれば自分は1〜2時間の探索で迷ってヘトヘトになっているが、他の“凄腕”採集家達は、1人でもお構い無しに“これからが本番!”とばかりに戦闘モードに入っていった。もちろんハンディGPSの携帯など、充分な装備をされての戦闘モードであるが、凄いバイタリティであると感心する。

・・・私はこれ以上の探索できる体力は残っていないので、宿に戻る事にした。




宿に戻った頃にはホッとした事もあって、急に腹が減ってきた。予め昼間に買い置きしておいた“コンビニ食”を夕食として食べる。やはり“スパム系おにぎり”と“金ちゃんヌードル”は美味い!食後、横になると直ぐに寝てしまう事が容易に想像できたので、眠気をこらえて本日の探索のまとめを“へっぽこノート”に記載して行く。このノートには過去の本土・離島と問わず、採集を行った際に自分なりに感じた事や失敗談など、何でも良いので次回以降に役に立つ様にと記載を続けている。

・・・明日の探索はどの様な記載になるのであろう。るどるふさん&r.matsudaさんという雲の上の存在とも言える“レジェンド”な方々との探索は正直、見当も付かないが何故か緊張よりも楽しみの方が大きい。・・・離島に居るせいか気持ちも大きくなっているのだろうか?・・・かなり眠くなってきたので、ノートに“今日の一言”を記載し休む事にした。

やっと一息つく
やっと一息つく



・・・“ジャングルで迷うの禁止!!”  zzz



成績ヤエヤママルバネ♂×1
(確認後、リリース)

2日日へ

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