ご注意!

2013年10月1日、希少野生動植物の指定により、アマミマルバネクワガタアマミシカクワガタアマミミヤマクワガタ採集禁止となりました。詳細は、奄美市サイトにてご確認下さい。


2004.08.12(木)へっぽこ遠征in奄美大島(2日目)
鹿児島県・奄美大島 7:00AM 曇り 33℃ (蒸し暑い)

台風13号はどうやら中国へ向かい、奄美大島への直接の影響は少なくなった様である。
前日はルッキングが中心になったので、やはり果実トラップにチャレンジしてみる事にした。ストッキングは東京から持参した物を使用し、奄美の商店でバナナと焼酎を購入。上級者は何百本もバナナを使用するのであろうが、N峠にセットする分として20個のトラップを用意して、思う所にセットしてみた。全てに来て欲しいとまで言わないが、最低1頭でも奄美のクワガタが来てくれれば嬉しい。そう念じながら仕掛けた。

トラップ作り
トラップ作り


意外にトラップを仕掛ける場所に悩みながら仕掛けた後、N峠をとりあえず降りる事にした。途中で昨晩、画像を撮り損ねたアマミノコギリ(轢死)がまだそのままになっていたので、デジカメに収めた。改めてみるとかなりの大きさである60_以上の個体に思える。元気な頃に出会いたかった・・・。

アマミノコギリ・轢死
アマミノコギリ・轢死


N峠以外の場所を探索したいと思い一旦、宿のある名瀬市に戻った。その際、お約束といえる「ハブセンター」に行ってみた。ここで“ハブvsマングース”のショーを見た他、ハブの毒の恐ろしさを改めて体験した。ハブ(蛇)は温度センサーの様な機能を持っており、温かい物が近づくと咄嗟にネズミ(餌)と捉え、噛み付く習性がある。今年に入ってからも、ハブに噛まれて亡くなった方も居るとの事であった。本当に奄美大島での採集は、ハブに気をつけないといけない。但し夜行性なので昼間に噛まれる事は滅多に無い。

ハブセンター
ハブセンター


ハブセンターを後にし、奄美のジャングルと言われているK原に来てみた。確かにここは、亜熱帯植物が多く群生していて「日本の森」というイメージは無い。ここでは樹液を出している広葉樹を探してみたが、まったく確認出来なかった。探し方に問題があるにしても、樹液を出している木が確認出来ないという点では、トラップ採集に頼らざるを得ないのかも知れない。実際に古くなったトラップがあちこちで確認出来た。ある意味採集ポイントなのかも知れないが、大自然の中に人工的なトラップが置き去りにされている状況は、みっともない。

亜熱帯植物
亜熱帯植物


樹液を出す様な木が見つからない中で、やたらと目にするのはキノボリトカゲである。見た目はペットショップで見掛けるグリーンイグアナに似ている。クワ状況が進展しないので、気分転換?に捕まえてみた。すると驚いた事に暗い場所に置くとカメレオンの様に、その場の黒色に変色する特技を持っていた。普段見掛けないトカゲなだけに興味深いモノがあった。勿論すぐに逃がした。

キノボリトカゲ@
キノボリトカゲ@

キノボリトカゲA
キノボリトカゲA


ある程度、島内を走り回り探索してみたが全く成果が上がらない。2日目も中盤を過ぎ、お得意の焦りも出てきた。一度海辺に出て休憩がてらに“さとうきびジュース”を飲みながら考えてみた。「こんな事なら、もっとネットや書物で予習してくるべきであったか?」と思ったが、今朝仕掛けてきたトラップに期待を寄せ“へっぽこ魂”を奮い立たせた。・・・しかしボ〜ズへの不安は付きまとう。

奄美の海岸
奄美の海岸



とりあえず辺りが暗くなってきたので、山道を探索し始めた。他の採集者と思われる車とも良くすれ違う。注意深く路面をルッキングしながら車を流す。昨晩よりは虫の数が多い。時折大きな黒い物体が路上を歩いているので、車から飛び降りて懐中電灯を当ててみると、東京では見た事も無い様な巨大なサツマゴキブリが歩いていた。デカイくせに動きが早く、こんなのが家で出たらたまげるであろう。また、サソリモドキの数がやたらと多い。非常に厄介なヤツである。常に見間違える。
・・・・・クワガタの姿は全く確認出来ない。

サツマゴキブリ(でかい)
サツマゴキブリ(でかい)

また、サソリモドキ
また、サソリモドキ


ある程度、他の場所での探索に絶望感を感じていたので、最後の頼みの綱であるN峠に仕掛けた“果実トラップ”を確認しに行く事にした。結構林の中ほどに仕掛けたのだが、夜になると真っ暗になり・・・・・
どこに自分のトラップを仕掛けたか判らなくなってしまうという「史上最悪のへっぽこ」ぶりを発揮してしまった。また、トラップを探す小さな懐中電灯めがけて、見た事もない様な大きな蛾が集まって来て、時折体に当たるという非常に恐怖を感じる状況下であった。
更に昼間にハブセンターで“ハブの恐怖”を感じているので、余計に腰が引けてしまった。「いつ何時ハブが飛びついてくるか・・・」そう思うと、仕掛けたトラップの1/3ほどしか確認出来ないまま林を出てしまった。 ・・・本当に怖い。

トラップ・・・来ない
トラップ・・・来ない



結局、トラップには巨大カマドウマや巨大ナメクジという超獣しか集まらず、クワガタの姿は確認出来なかった。それにしても、あまりの“自分のヘタレさ”には、今さらながら情けなさを感じる。2日目もダメだった・・・。


成績:ボ〜ズ

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