2022.07.02(土) 山口県・某所 4:00PM 曇り 28℃ 2022年は過去最速の梅雨明けとなったらしいので、今シーズン最初の遠征は、山口県・島根県・広島県の中国地方に向かう事にした。まずは東京駅にて駅弁「牛肉どまん中」を買い込み、新幹線にて4時間の旅を楽しむ。
予約しておいたレンタカーを借り、本日の目的地である山口県に走り続けると“見覚えのある”ガードレールが現れた。通常のガードレールの色はホワイトだが、山口県のソレはイエローなのである。以前、理由を調べたはずだが、もう忘れてしまった...。
山口県と言えば、過去の離島遠征でお会いして以来、今でも連絡を取らせて頂いているLED@山口さん。そこでご挨拶が出来ればと連絡してみると、何と急なご連絡にも拘らずお会いできる運びとなった。事前に連絡しておけば良かったと恐縮する次第だが、待ち合わせ場所に来てくださったLED@山口さんとご挨拶も早々に一瞬でタイムスリップしたかの様に離島採集話に花が咲いてしまった。LED@山口さんとお話している内に自身が頻繁に南西諸島遠征していた頃の血が騒ぎ始めてしまった。ある意味、意識的にOFFにしておいたスイッチが完全にONになってしまった(笑) まだ明るかった空が真っ暗になるほどLED@山口さんとの楽しいお話は時間を忘れるほどであった。またの再会を誓いLED@山口さんと名残惜しいがお別れする。
夜の帳も下りたので外灯回りをする事にした。以前は虫が良く集まっていた実績のある外灯も経年と共にLED化が進んでいる。これは全国的に見ても時代の流れとは言え、以前の様に気軽に外灯回りがし難い条件になっている。
とりあえず“LEDではない外灯”をチェックしていくと甲虫が歩いている。コガネムシは結構な数が確認できるのでクワガタやタガメの姿を期待したい。
ニイニイゼミの亡骸を発見する。先程まだ明るい時間帯に山口県入りした際、今シーズン最初のニイニイゼミとアブラゼミの鳴き声は確認していた。明日の午前中は、西日本らしいクマゼミの鳴き声が聞けるのだろうか?
いくつかの外灯をチェックしていると、大型の昆虫が歩行しているのでライトを当てるとミヤマカミキリだった。歩行速度が明らかにクワガタより速いので影であったも違いはすぐに分かる。
逆に遠目に見て立体感のある影として紛らわしいのはガムシである。一瞬「オオクワ♀か!?」とオオクワ生息地の外灯などで超絶トキメクのだが、ガムシと判明した瞬間、超絶凹むのである...。
・・・しばらく外灯を回ってみたが、クワガタ姿は確認できなかった。日を跨ぎそうな時間になっていたので本日は終了とした。
クワガタ採集とは別の目標だった「瓦そば」は食べそこなってしまったので、また機会があれば是非ともチャレンジしてみたい。
・・・本日は山口県でクワガタに出会えなかったが、LED@山口さんと久々にお会い出来てとても楽しかった。 成績:ボ〜ズ |