2020.09.12(土)
千葉県・F市 10:30AM 雨 25℃

2014年より「OLYMPUS TG-4」を使用してきたが、この度「OLYMPUS TG-6」を購入した。OLYMPUSは“映像事業(カメラなど)を切り離してファンドに譲渡する”と言ったニュースが流れているので今後の展開は不透明だが、当面このTG-6を楽しんでいこうと思っている。

OLYMPUS TG-6
OLYMPUS TG-6




「OLYMPUS TG-6」の試し撮りをしてみようと、樹液場へと向かってみる。ポイントに到着したものの、明け方からの雨もあって気温も低く、既に秋の気配が漂う。

ミノムシ
ミノムシ



樹液場に到着すると、数ヶ所のクヌギから樹液が出ている。・・・しかし気温が低いせいか、虫の姿は少ない。

樹液はまだ出てる
樹液はまだ出てる



そもそも甲虫の姿が一向に見当たらない...。唯一活動しているのはゴミムシダマシらしき虫である。

ゴミムシダマシばかり...
ゴミムシダマシばかり...



「ブーン」と羽音が聞こえたのでその行く先を追ってみると、スズメバチが樹液に飛来した。この時期のスズメバチは凶暴で、近付いて撮影を試みようとしたが、こちらをかなり威嚇してきたので、無理は禁物と遠距離からの撮影に止めた。

こわいスズメバチ...
こわいスズメバチ...



9月の中盤なので、まだクワガタは確認できるだろうと周辺を入念にチェックしたが、ようやく見つけたのがコクワ♂の亡骸だった。本日の気温の低さが原因かも知れないが、やはり「元気な時に会いたかった...」。

“元気な時に会いたかった”コクワ♂
“元気な時に会いたかった”コクワ♂



その後も探索を試みたが、それ以上の確認には至らなかった。・・・気が付くとまだ9月の中盤なのに、虫の姿は数日前よりかなり減っている。今年は梅雨明けが例年より遅く、夏の期間が短いと感じる樹液シーズンだった。「これからの時期は南西諸島遠征!」と言いたいが、新型コロナの影響や採集禁止の島も増えてしまったので、今シーズンは寂しい内容になってしまったが、また来シーズンに期待したいと思う。

今シーズンも終了か...
今シーズンも終了か...




帰りに食事を取ろうとタイ料理店に入ってみる。メニューには大好物の「カーオ・マン・ガイ(蒸し鶏のせ飯)」と「トート・マン・クン(海老のすり身を丸めて揚げたもの)がある。迷わずこれをオーダーする。「カーオ・マン・ガイ」は鶏を茹でたスープで炊いた米に蒸し鶏がのっているのだが、ここのは最高に美味い!この店はタイ人の方が料理されている事もあって、タイ王国で食べた味と遜色なかった。

カーオ・マン・ガイ(蒸し鶏のせ飯)
カーオ・マン・ガイ(蒸し鶏のせ飯)



・・・今年は新型コロナの影響も甚大であり、離島や海外といった遠征も出来なかった。

・・・1日も早い事態の終息を願うばかりであり、そうなれば来シーズンの夢も広がると信じている。


成績:ボ〜ズ

嗚呼、2021年の樹液シーズンが待ち遠しい・・・。

採集目次に戻る