2013.08.11(日) 埼玉県・西部 7:00PM 雨のち曇り 22℃ (蒸し暑い) 同行者:kapiさん 埼玉県西部に足を運んでみる。目的地に到着した頃には夕立なのか、雷がピカピカと光っている。私は雷が大の苦手であるが、光と音の差がかなりあるので、ある程度、雷雲と距離があることが窺える。kapiさんと「連邦の新兵器かっ!?」と冗談を言えるくらいの余裕はある...。
すでに夜の帳が下りているので、照射を開始する。・・・一気に蛾のお祭りが始まる。
照射してまもなく、すぐにミヤマ♀が飛来した。今回もいきなりミヤマを確認する事が出来て嬉しい。
アカアシ♂もすぐに飛来。今晩も早くから飛来が始まる。・・・改めてアカアシを手に取って確認してみたのだが、赤さが際立っている。
・・・しかし、ここで大粒の雨が落ちてきてしまい、瞬く間に土砂降りになってしまった。どうにもならないので、一旦車にて待機する事にした。
・・・土砂降りだったが、15分もすると雨雲は通り過ぎていき、雨は上がった。 車から降りてライトを確認してみると、土砂降りの中でもクワガタは飛来しておりミヤマ♀が確認できた。それにしても雨は酷い降り様で、路面は川の様になってしまい、虫の確認がし難くなってしまった...。更に雨が降った事で、山間のこの場所はガスが発生してしまい、ライトを照射する条件としては厳しくなってしまった。
それでもライトの照射が届く範囲で、クワガタは反応して飛来してくる。気が付くとミヤマ♀がkapiさんの服に飛来している。お約束の光景であるが、それにしてもkapiさんの服への飛来率は高い。
今回は白いシーツも使用してライトを行なっているのだが、そこにミヤマ♀が張り付いていた。前回の東北でも感じたのだが、今回もミヤマ♀の飛来がかなり多い。時期的なものも影響しているのだろうが、今年は特にミヤマ♀を多く確認していると思う。
・・・なにやら小さなセミが飛来した。かなり小さなセミである。もしかすると初めて確認する「チッチゼミ」かも知れない。これはこれで嬉しい。
しばらくするとコクワ♂が飛来した。今年は探索数が少ない事もあってか、個人的にコクワの確認が少なく、8月中旬にして久々に“大きなコクワ♂”を確認した。
すぐにコクワ♀の飛来も確認。先程までミヤマ♀ばかりであったが、ここに来てコクワの飛来が始まったのであれば、大物の可能性もあるのかも知れない。
今晩はカミキリの飛来も多く、ウスバカミキリ、ノコギリカミキリ、ミヤマカミキリ、シロスジカミキリと確認できたのだが、先日の東北でも確認したのだが、見慣れないカミキリも飛来した。
またミヤマ♀が飛来する。それにしてもミヤマ♀ばかりである。もしかすると今年は“今までで一番ミヤマ♀を確認している年”かも知れない...。
バッテリーの残りがそろそろ厳しくなった頃、ようやくミヤマ♂が飛来した。発生後期と理解しているのだが、やはり♂の確認は嬉しい。
・・・本日もバッテリー終了までライトトラップを堪能することができた。撤収作業に入る。
最後に個体をリリースするのだが、今回もミヤマ♀含め全体的に♀の個体が多かった。少々気になったのは時期的にアカアシがもう少し多く確認できるかと思ったのだが、それほど確認できなかった...。
成績:ミヤマ♂×1 ♀×28 アカアシ♂×1 ♀×1 コクワ♂×2 ♀×4 カブトムシ♀×5 (魔琴:持ち帰りなし) |