2013.06.01(土) 埼玉県・西部 5:00PM 晴れ 13℃ (寒い) 同行者:kapiさん 2013年最初の探索。ここ数年は3月から4月には何かしらの活動を行ってきたのだが、今年はいつになく遅めの開幕となった。kapiさんと共に埼玉県の山地を目指す。
梅雨に入ったものの本日は幸いにも雨の心配は無さそうなので、可能であればミヤマの姿を拝みたいと思い、標高を上げていく。
川沿いを歩くと何やら羽虫の様な存在に気付く。その数、数百以上であり、トビケラなのか卵を抱えている様子であった。
目的地に到着し、今年最初となるHIDハンディライトをセッティングしていく。通常はHID本体のバッテリーで1時間30分、外付けバッテリーで1時間30分の合計3時間の照射となるのだが、冬の期間のメンテナンスが悪かったのか?本体の充電が抜けてしまっていて、外付けバッテリーのみの使用となった。自分の単純な確認ミスであり、まだ本腰が入ってない証拠なのであろう...。
静かな山間の中、kapiさんと今年の予定などを話しながら夜の帳を待つ。・・・19時を回り、そろそろ頃合いかとHIDに灯を入れる。
時期的にまだ早いという事は重々承知の上であるが、6月に入ったばかりの山では気温もグングン下がっていく。蛾の飛びも少ない...。
それでも時間の経過と共に小さな虫が集まってくる。「可能性はあるかも知れない。」とkapiさんと励ましあう...。
次第に飛来する蛾も大型になってきたので、シーズン中と変わらない流れに期待感も膨らむ。
しばらく蛾の飛来が続いた後、やっと虫の姿も確認できた。クワガタではなかったが今年最初のHIDライトなので“初物”は何でも嬉しいものである。
甲虫の姿も増えてきたのだが、肝心のクワガタの飛来が全く無い...。やはり時期的に早かったのかも知れない...。
バッテリーの終了まで粘ってみたが、結局クワガタの飛来は無かった。・・・撤収作業を行い、帰路につく。
今年最初のクワガタの姿は確認できなかったが、結果的に2013年のシーズンが開幕できたという点では良かったと思う。kapiさんとの会話は、お互い鈍っていた“探索モード”に多少なりともエンジンが掛かった気がした。またこの場所は梅雨明けにでも訪れてみたい。 成績:ボ〜ズ |