2009.10.04(日) 北関東 11:00AM
晴れ 24℃
昨日から引き続きタガメ探索を行う。場所が場所だけにクワガタの姿が全く出てこないが、個人的に有意義な探索なので、昨晩は宿を取り2日連続での探索を試みることにした。朝食後、さっそくフィールドに向かう。
10月の田園風景
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本日も昨日同様10月に入ったものの気温はまだ高いので、昆虫の姿は意外と多く確認できる。田んぼのあぜ道を通ると大量のイナゴが飛び交う。・・・なんだか子供の頃、父親と自転車2人乗りで虫取りした事を思い出してしまった。
大量のイナゴ
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田んぼのあぜ道を歩いていると、キーワードを発見することが出来た。さっそく網を入れてみる。
キーワード発見!
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すると程なくしてタガメが確認できた。おそらく先ほどのカエルの亡骸はこの個体によるものだと思われる。2日連続でタガメを確認することが出来て嬉しい。
タガメ確認!
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網に入った個体を眺めていると、やはりこの個体も激しく暴れだした。元気一番、網をよじ登り脱出を試みようとする。
網に入ると暴れだす!
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網から取り出し手にしてみると、やはり前脚を大きく広げ威嚇してくる。タガメらしい王者の風格を感じる。
アイ アム チョーノ
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ちなみに同じくネットインしたタイコウチを取り出してみるが、タイコウチは大人しくタガメの様に暴れたりしない...。
タイコウチは怒らない...
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今日も多くのコオイムシが確認できる。コオイムシであっても、最近はあまり確認する機会が無いので貴重だと感じる。
コオイムシとクロゲンゴロウ
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場所を移動してみる。ふと周辺を見渡せば、非常に長閑な風景が広がっており、空気も綺麗なせいか心が洗われる様な思いである。
2日間の探索で大満足
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先ほども子供の頃を思い出し、父親と一緒に出かけた虫取りを思い出したが、ギンヤンマの凄さを教えてくれたのは父親であった。・・・因みに父親はまだ健在である。
・・・昔を思い出す
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2日間の探索に満足し、そろそろ帰宅を考えていると、岸壁に何やら影が見えるので確認してみる。
岸壁に何かが登っている?
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タイコウチであった。人工的な壁をよじ登り上陸を試みているのか?翅を乾かして羽ばたこうとしているのか?通常は水中にて確認できる個体だけに新鮮なものを感じてしまった。
タイコウチが上陸しようとしていた
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周辺の田んぼにはガムシの姿が確認できた。ガムシといえばオオクワ探索時に外灯下にて確認する機会も多いのだが、こうやって水生昆虫としての一面を垣間見ることが出来ると、多少なりとも見方が変わってくる。
ガムシが徘徊
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2日間に亘りタガメ探索を行ったが、非常に有意義な時間を過ごすことができた。今回確認できたタガメは全てリリースした。こうやってフィールド上で確認できるのであれば、また時間をみて探索してみたいと思う。いつまでもタガメの生息できる環境を大事にしていきたい。
全てリリースする
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今回クワガタ探索らしい事をしてなかったので、帰り際に数日前に確認した、千葉県F市の樹液場を見に行ってみる事にした。到着すると、相変わらず樹液は大量に出ており、コクワ♂が確認できた。・・・この個体は前回確認したコクワ♂と同個体だと思われる。・・・また近い内にこの場所へ確認しに来ようと思う。
一応クワガタ探索...
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成績:コクワ♂×1 (タガメ×1) (確認後、全てリリース)
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