2009.09.05(土) 茨城県・某所A 12:00PM 晴れ 27℃ 個人的にこの数年、離島探索がメインの様に思われているかも知れないが、自分にとって夢は“樹液でのオオクワ確認”であるので、今シーズンも限られた日数だと思われるが、可能な限り自分なりにアプローチしてみたい。
今回の目的地はkapiさんと探索している某所@ではなく、“単独”で樹液オオクワを目的としたポイントになる。いつもの某所@と違って、まだ実績のない場所だが、自分なりの経験上、決して可能性が低い場所ではないと感じている。 フィールドを歩いているとウサギが現われた。これが野生のものか判らないが、この後別の個体も確認できたので、割りと普通に生息しているのかも知れない。
9月に入り急に涼しくなってきた感もあるが、これから南西諸島への遠征シーズンになる前に、来シーズンに繋げる為にも集中していきたい。
今年は気のせいか、カマキリを多く見掛ける気がする。
湿地帯には良く見掛けるモノがある。幼少の頃、友人にパルキー(ソーセージ)と言われた、このきりたんぽ状の物体は何なのだろう?
時間を掛けてクヌギを探していく。すると数箇所、雰囲気のありそうなクヌギを確認できた。なかでもスズメバチが多く集まって確認できなかったクヌギは樹液周りに大きな洞があり、夜に今一度洞の中を覗いてみようと思う。
次に訪れたのはこの周辺で一番雰囲気のありそうな樹液場所で、この樹は至るところに大きな洞が存在しており、また樹の一部がほど良く朽ちている場所もある。“へっぽこ”ながらも「この場所は運が良ければ...。」と感じており、今後も定期的に確認する必要がありそうなのである。
普段であれば絶対に足を踏み入れる事の無いような高く深い薮漕ぎを行う事にした。人がまず入ってない場所であり、この奥には日当たりの良い大きなクヌギが迫り出しているので非常に興味があった。
かなり難儀したがどうにか辿り着くことが出来た。・・・その割りには大した確認は出来なかった。おそらく大物を確認するためには、このような作業を繰り返し、その中で奇跡的に確認できるのだろう。
夜になり昼間にススメバチが占領していた樹液場を再確認してみる。ススメバチは飛び去っていたが、樹液部には大きなムカデが陣取っていたので、どかして気になる洞の中を確認する。・・・すると洞の入口付近に居た、ひと際大きなドルクスが洞の奥へ入っていく。
一瞬にしてテンションが上がったが、興奮を抑え冷静に掻き出してみると、やはり“大きなコクワ♂”であった。途中から尻の形がコクワだったので残念な感じだった。
いくらなんでもそう簡単に結果が出ないことは分かってる。一瞬「・・・もしかして?」と思う個体のほとんどはコクワだと分かっている。それでも何もしなければ結果は出ないと思うので、とにかくフィールドに足を運ぶことが必要だと感じている。
何箇所も回って樹液場を確認してみたが、結果は出なかった。今回はこれで良いと思っている。また時間を見つけて根気良く探索を続けて行きたい。この夏は福江島でDQ\を購入したが、また手を付けてない。自分なりに目標を持ってこの夏を終えたいのでDQ\をプレイするのはもう少し先になりそうである...。
今年はHIDライトを購入した事でライトトラップのチャンスを得ることが出来たが、個人的には“樹液でのオオクワ確認”を達成しない限り前進はないと思っている。今回探索した場所は“単独で調査”している場所であり、可能性は低くは無いと信じている。残り少ない今シーズンだが、夢を諦めずに活動していきたい。 成績:コクワ♂×4 ♀×3 カブトムシ♀×1 (確認後、全てリリース) |