2008.06.01(日)
茨城県・某所@ 2:00PM 晴れ 20℃ 同行者:kapiさん

6月に入り“季節は”になった。数日前に樹液場にてコクワを確認しているので、いよいよ最大の目標にしている“樹液場での大物”に近付き始めていると勝手に思い込んでいる。実際、簡単でない事は今までの経験で判っているが、やはり3月に個体を確認しているだけに期待感も膨らむ。kapiさんのご都合も良いとの事で、再び探索に出かける事になった。

夢を求めて
夢を求めて



とりあえず雰囲気の良さそうな林を目標に探索を開始する。・・・それにしても下草がかなり伸びてきている。3月に探索した際には、林も下草の少ない“冬仕様”であったが、6月ともなれば少し進むにも難儀するほど下草が邪魔に感じられる。

雰囲気の良い林へ
雰囲気の良い林へ



・・・暫く探索を続けるとkapiさんがコカブトを確認した。モノは考えようで、コカブトでも甲虫の姿を確認できれば“幸先は良し!”として行きたい。

コカブト♂
コカブト♂



前から目をつけておいた点在する台場クヌギも確認していく。樹液の出てる場所があればと思ったが、時期的に少し早いのか?思ったほど雰囲気は感じられなかった。これから気温がもっと上昇すれば、また雰囲気も変わってくるのかも知れないので、数日後に足を運ぶ価値はあると思う。

台場クヌギを確認
台場クヌギを確認


今までと違った場所を探索していると、それまで気付かなかった雰囲気のある林道を確認したので、迷わず入ってみる事にした。周辺にはシオカラトンボが数多く飛んでいる。これだけでも夏を感じる良いシチュエーションだと感じる。・・・その後、歩を進めていくと見慣れないトンボが飛んでいたので、無理を承知で素手で捕獲を試みた所、奇跡的にも採る事が出来た。♂である事は判るのだが、名前が判らない。頭部の形から見てサナエ系のトンボだろうか?

サナエ?
サナエ?



暫く探索を続けると、丘の向こうに非常に雰囲気のあるクヌギを見付ける事が出来た。但し、その場所に行くには“かなりの薮漕ぎ”をしないと行けない事も容易に理解できた。kapiさんと相談する...。結果「とりあえず手前のクヌギだけでも確認してみたい。」意識が勝ったので、超薮漕ぎにチャレンジする事にした。

行けない場所に大クヌギ
行けない場所に大クヌギ



自分の背丈より高く伸びた薮を掻き分けて進入していく。かなりの負担であるが、この先に「もしかすると...」というロマンを感じると、ワクワク感も高まる。kapiさん曰く「結果はともかくとして、今の“この居るかな?”という時間帯が一番楽しい!」と言う。その通りである。結果としては、殆どが期待するほどの内容ではなかったりするが、薮漕ぎをした先に「もしかして?」という期待を感じながら林の中を探索する感覚が、樹液採集の醍醐味なのかも知れない。

無理して“超”薮漕ぎ
無理して“超”薮漕ぎ


その後、他のクヌギで非常に有望と思われる樹も確認できた。今日1日、様々なクヌギを見て来たが、その中でも特別存在感のある大きなクヌギであった。近付いてみると、すぐにスズメバチやタテハチョウの姿も確認できるので、かなりの樹液場があると想像できた。

もの凄く雰囲気はある
もの凄く雰囲気はある



蝶の飛ぶ方を確認していくと、樹液場にゴマダラチョウの姿を確認できた。更に良く見ると小さいながら洞も確認できる。この樹は、この様な場所が数箇所確認できるので、夜になれば期待できそうな雰囲気が感じられる。

ゴマダラチョウ
ゴマダラチョウ




今回はかなり期待感を持っての探索となったが、結局コクワのみの確認に留まってしまった。上記の雰囲気の良さそうな場所は夜になって再確認して見たが、残念ながら今回はゴキやコメツキなどしか確認できなかった。他の場所でも洞の中はかなり期待でそうであったが、夜になってもスズメバチが樹液場から離れず留まっていたので、今回はこれ以上無理はしなかった。

・・・結果だけ見ると振るわなかった感もあるが、内容としては今回の探索で初めて確認した、雰囲気の良いクヌギもそれなりに確認できたので、あと数日経ってから改めて足を運んでみたいと思う。

前進しているはず!?
前進しているはず!?


成績:コクワ♂×1 コカブト×1
(確認後、全てリリース)

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