2007.06.12(火) 埼玉県・東部 7:00PM 晴れ 28℃ 同行者:kapiさん 最近kapiさんとコクワを確認した場所へ、再びkapiさん共に夜回りに行く事にした。前回は樹液もかなり出ており、コクワも数頭確認できたので、今回は可能性があるのならノコやヒラタも調査してみたいと思っていた。到着後、前回出ていた樹液箇所を確認してみると、シロテンハナムグリが来ていた。
kapiさんと共に樹液箇所を確認していくと、かなりの箇所で樹液は出ている様で、コクワ♂も集まっている。個体としては小さな個体が多く確認できるが、こうやって樹液に虫の集まる光景が楽しい!!・・・コクワは手の届かない樹液箇所含め、随分と個体数が増しているのが容易に判る。こうなるとコクワ以外のクワガタを確認してみたいので、更に樹液箇所を確認していく。
数本のクヌギを確認していると、前方にチラチラと懐中電灯の光が見え始めた。kapiさんが「他の採集者が居ますね、」と言うので、何気なく懐中電灯が点灯する方向に目をやると、どうやら家族連れの採集者が数組いる様であった。kapiさんと共に家族連れの採集者に挨拶をしながら、採集状況を伺ってみると、ノコとヒラタが採集できたと言う。・・・場所柄ヒラタは確認し難いと思っていただけに「凄い!」と思い、ケースの中身を見せて頂くと“ヒラタではなく、大きなコクワ♂”であった...。それでもノコは本当に採集されていたので、お子さん達も喜んでいる様であった。
もう少しだけ先に進んでみようと探索を続けていくと、今度は別の採集者の方が自転車で登場した。どうやらこの周辺では有名なスポットなのであろう。随分と年配の方であったが挨拶してみると「この間ココで20匹以上捕まえたぞ!!」とご機嫌の様子であった。kapiさん曰く、その採集者は“酔っ払っている”らしい...。何となく私は「そんなに採集して売るのですか?」と聞いてみると、“酔っ払った”採集者は黙ってしまった。・・・どうやら都合の悪い事は聞こえないらしい。「今日は、いねぇなぁ...」と独り言を言いながら“酔っ払った”採集者は、ふらふらと自転車に乗り何処へと消えていってしまった。 ・・・ふと自分の足元を見ると“サンダル”で採集しに来ている自分に気が付いた。どうりで草むらで足がチクチクする訳だ。・・・さっきのオジサンと、それほど変わりは無いかも知れない。
その後も樹液箇所を確認していくと、コクワとシロテンハナムグリが多く集まっていた。採集者が頻繁に訪れていても、すぐに樹液には虫が集まってくるので、コクワ・シロテンハナムグリのレベルであれば、かなりの頭数が生息しているのであろう。
・・・その後も他の採集者が訪れている。今回は、コクワ♂以外のクワガタは確認できなかったが、他の採集者がノコを採集しているのを見る限り、他のクワガタも可能性はあると思われるので、次回があればヒラタの確認を目標にしてみたい思う。
成績:コクワ♂×6 (確認後、全てリリース) |