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２００７．０５．２７（日） 埼玉県・東部 ６：００PＭ 晴れ ２９℃ 同行者：ｋａｐｉさん ５月の上旬にｋａｐｉさんとコクワを確認した場所へ、再び足を運ぶことになった。前回から３週間以上経過したが、あれから気温もかなり上昇し、樹液の具合なども非常に気になる。時期的にも２００７年の初の“夜間採集”という事になる。
とりあえず目に付いた倒木を確認するとコカブトが潜んでいた。コカブト言えど２００７年最初の確認個体なので、それなりに嬉しい。すぐにリリースした。
前回、気になっていたクヌギを確認してみると、もの凄い量の樹液が出ていた！辺りには発酵した甘酸っぱい匂いも立ち込め、ショウジョウバエも数多く集まっている。この樹液を見た瞬間、一瞬にして夏の樹液場の感覚が戻ってきた。
樹液周辺を探ってみると、樹液中の洞からコクワ♀が這い出てきた。前回この場所でコクワ♂を確認した時は、倒木下に潜んでいた個体だったので、今シーズン初の“樹液採集”という事になる。先程のコカブト同様に“今年初”が付くのは何でも嬉しい！
他の場所でも樹液は出ており、シロテンハナムグリが来ていた。例えクワガタでなくても、この様な風景を観ると安心する。
他のクヌギを確認して行く。するとｋａｐｉさんが「居ますよ！」と声を掛けてくれたので、確認してみると丁度クヌギの根元から樹液場へ向かうコクワ♂の姿があった。ホント愛着を感じる様な小さな個体であったが、少しずつ樹を登っていく姿を暫く観入ってしまった。
その他の場所では、多くの昆虫が集まる“樹液酒場”も確認できた。今回この場所を探索した限りでは、完全に夏の風景になっている。･･･画像を得ようと近付くと、スズメバチはこちらを睨みながら威嚇してきたので、これからのシーズン“樹液採集ではスズメバチを充分注意しなくてはならない”。
ふと別のクヌギを見上げると、頭上２メートルくらいの樹液でコクワの♂♀ペアが集まっていた。５月と言えど気温も３０度近くまで上がっている状況は、夏と言っても過言ではないのであろう。気が付けば完全に“シーズンイン”なのである。
・・・今日は本当に楽しい“樹液風景”を堪能できた。 成績：コクワ♂×４ ♀×３ コカブト×１ （確認後、全てリリース） |
