2007.03.11(日) 午前中に埼玉の「昆虫フェア」に行き、各ブースにて様々なクワガタ標本や資料を目にする。多くの蝶や外国産のクワガタ標本を見ても全く分からないが、この時期であっても熱心なマニアの方々が来場しており、非常に盛り上がっていた。「むし社」の土屋さん、「インセクトマート」さん、ミヤマ☆仮面さんとお話している内に、すっかり“採集モード”に入っている自分がそこにいた。
・・・少々というか、個人的にはかなり早いが、少しだけフィールドに出てみる事にした。
今年は暖冬というものの流石に北風が吹けば寒い。桜のつぼみも膨らんでいるが開花までは、もう少し先の様である。
小さな用水路があったので、何気なく目を向けると「蛙の卵」を発見した。北風が寒いながらも、この様な光景を目にすると“春は近い!”と感じてしまう。
暫く散策をしていると、根っこがむき出しになった倒木があった。昨年辺りでは、これを裏返すとカブトムシの幼虫がゴロゴロ出てきた印象がある。しかしこの周辺も年々近代化が進み、多くの樹が生えていた林も伐採されてしまった。・・・少々不安ながらも倒木を裏返してみる。
今年も確認!カブトムシの3齢幼虫。一昨年くらいまでの印象だと、この状態でもっとゴロゴロっと幼虫の姿が確認できたはずだった。・・・まだ3月という事で地中深く潜っているのだろうか?それとも個体数が減っているのだろうか?
昨年も感じたが、おそらくこの周辺をもっと探せば他の幼虫を確認できると思う。しかしこの時期は、“あくまでも雰囲気を味わう程度”にしておきたい。とりあえずカブトムシの幼虫が1頭でも確認できれば大満足だったので、すぐに埋め戻した。
気が付くと日が落ちそうになっている。・・・こうやって辺りを見渡すと、まだまだ冬の景色だと感じる。
3月に入ったとは言え、まだまだ寒い日が続いている。クワガタの成虫が野外活動するまでには、まだ1ヶ月以上は時間が掛かる。今回は、昨年以上に早い“オープン戦”になったが、今年もフィールドに出る事によって、少しだけ“2007年モード”にギアが入った気がした。 成績:ボ~ズ
しかし・・・
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