2007年年4月1日より、神津島動植物の保護に関する条例第4条第1項、第5条第2項及び同条例施行規則第4条第2項に基づき、ミクラミヤマクワガタは採集禁止となりました。下記、採集記は規制以前のものです。 |
2005.06.04(土)
それなりに時間を潰し、遅れてはいけないと思い少し早めに飛行場に戻った。すでに搭乗予定の小型飛行機は、調整済みの様である。このクラスの飛行機は久々なので楽しみである!
・・・暫く状況を見守る事にした。 暫くして空港職員が出てきた。 どうやら説明があるらしい...。 心の中で叫んだ。「大丈夫でしょ!?」 ・・・・・欠航した。
・・・ どうやら今回は、神津島の神々からの“入島許可”が得られなかったらしい。諦めるしかない...。 残念だが悔やんでも仕方がないので、気持ちを切り替え東海方面に車を走らせる事にした。 気のせいだと思うが、太陽が出ている様な気がした。 気のせいだと思うが、日差しが眩しい様な気がする...。 きっと伊豆諸島は大荒れなのだろう...。 きっと気のせいだろう...。
それほど渋滞もなく目的地に着いた。久々にこの地に来た。神津島遠征の「それ」はそれとして、ここで2005年初のヒラタが確認できれば良い気分転換になるであろう。
ふと足元に動くものがあるので目をやると、トノサマバッタの幼虫が居た。いつもこの周辺に来る頃は、大きな個体が羽ばたいているが、今はまだ小さい。時期が早い事を表しているのだろうか?・・・ヒラタは発生しているのだろうか?・・・伊豆諸島は天候不良なのだろうか?
ヤナギから良い感じで樹液が出ている。確か昨年6/20、このヤナギで50_のヒラタを確認している。テンションが上がって来た。・・・しかし虫らしき雰囲気が無い。神津島の事は思い出さない様に、ヒラタを探していく。
樹液が出ている箇所に洞があるのでマグライトを当ててみる。大きめな個体が動いた。ヒラタかと期待して掻き出し棒で捕りだしてみた。・・・大きなコクワだった。まぁ雰囲気はあったので良しとしよう。
他のヤナギを確認していくと多くコクワが確認できた。様々な場所に移動しながらヒラタを探したが、見つける事が出来なかった。そうこうしている内に雨が降りはじめ、雨足は徐々に強くなり、雷もなり始めたので終了する事にした。
この周辺は、ヒラタには少々早かった様で今回は確認できなかった。また機会があれば足を運びたいと思う。 ・・・やはり神津島へ行きたかった。 成績:コクワ♂×6 ♀×1 (確認後、全てリリース) |