2004.08.20(金)
埼玉県・東部 4:00PM 晴れ 35℃ (酷暑)

埼玉県のポイントに行ってみた。ここは今年に入ってから良く足を運んでいる場所である。前回は7/2に来たのだが、その時に比べて鳴くセミに違いが出てきた。ツクツクホウシがかなり出てきている。7月中旬にニイニイゼミが現れ、アブラゼミ・ヒグラシ・ミンミンゼミが出てくる。何を意味するかと言うと、ツクツクホウシは晩夏を表している事になる。クワガタにも変化はあるのだろうか?いつも確認するクヌギに目をやると樹液は止まっていたが、コクワ♀が確認出来た。

晩夏のコナラ
晩夏のコナラ


ついでに5月に、カブトムシの幼虫が多数確認出来た倒木がまだあったので何気なく裏返してみると、なんと既に次のカブトムシ2齢幼虫が発生していた。時期的にはまだ早い気もするが、来年の夏に向け確実に時は進んでいる。もちろん、かわいそうなので元に戻した。

カブト幼虫
カブト幼虫


倒木を裏返す際に何やら甲虫の姿が見えたので、良く見るとノコ♀やコクワ♀が居た。皆、産卵目的の為に集まって来ているのであろうか?その他にも甲虫が居たので見るとコカブトの姿が確認できた。個人的に先日の奄美大島でアマミコカブトを確認したが、今まで本州でコカブトを見た事が無かったので、実はこれが初めてのコカブト確認になる。・・・もしかすると今まで気付いていなかっただけなのかも知れない。

コカブト
コカブト




同じ場所でも時間の流れで虫達の雰囲気が変わってくる様が楽しい。また足を運んでみたい。


成績:ノコ♀×1 コクワ♀×2 コカブト×1
(確認後、全てリリース)

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