2003.09.18(木)
埼玉県・M町 5:00PM 晴れ 30℃

幼少期の思い出の場所へ行ってみた。ここは20数年近くほとんど変わっていない。小学生低学年の頃、通学路にこのクヌギがあったので、毎日下校時にはクヌギやヤナギに登ってコクワを採っていたものである...。クワガタが居ようが居まいが、このクヌギには特別な思いがある。

懐かしのクヌギ
懐かしのクヌギ


とりあえずクワガタの姿を探してみる...。しかし、樹液に居るのはスズメバチばかりで、やっと樹の上の方にコクワ♂の姿を目視できたが、それだけだった。

中央にスズメバチ、左の枝にハラビロカマキリ
中央にスズメバチ、左の枝にハラビロカマキリ


樹液に群がるスズメバチを観ていると盛んに場所取りをしており、タテハチョウはなかなか樹液にありつけない。そしてそのタテハ目当てのハラビロカマキリが近くで風に合わせて、体を左右に揺らしながら「時」を待っている。20数年前と同じ光景である。この場所は永遠に自分にとって“時計の無い場所”だと思う。これからも無くならないで欲しい。


成績:ボ〜ズ

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