HP管理人の魔琴と申します。


1970年代、幼少期の頃から父の自転車の後ろに乗りギンヤンマやミンミンゼミ採りに行くのがとても楽しみでした。小学生の頃、埼玉県東部に住んでいたのですが、よく学校帰りに田んぼの中に1本だけあるヤナギの樹に登り、コクワガタやノコギリクワガタを採っていました。当時はコクワ1頭でも採集出来れば、宝物を発見したかの様に喜び、更にノコを採った日にはヒーローでした。しかし平地であるこの地では、場所的に憧れのミヤマクワガタは採集する事が出来ず、図鑑で見るミヤマクワガタは私にとって本当にカッコいい憧れのクワガタでした。そしてその後、東京に引っ越す事になりコクワすら採ることの出来ない環境になってしまい、採集から一時期離れていました。

そして月日は流れ20代後半になり「今だったら多少の遠出も出来るし、あの憧れだったミヤマを採るチャレンジが出来るかも知れない!」そう思い、千葉県や山梨県に当ての無い探索が始まりました。しかし採れるのはやはりコクワとノコばかり...。終いには夢にまでミヤマが採れない状態の日々が続く様になり、まさに“ミヤマの呪縛”状態でした。根本的にミヤマの生態を理解していないという事で、先の見えない探索を繰り返すだけでした。

その様な失敗を繰り返す中でも徐々に前進し、現在は何とか少ないながらもミヤマクワガタを観られる様になって来ました。やはり最初から結果を求めず、失敗の繰り返しの中から学ぶ事も多かったと思います。・・・実は、今ではシーズンに足を運べばミヤマを確認できる様な場所も、最初の1頭を確認するまで「この場所にはミヤマは生息してないのでは?」と感じていたものですが、1頭確認した後は意外なほど個体数を確認できたりします。やはり大事なのは“諦めない気持ち”が重要なのかも知れません。

2006年にはその思いを胸に、沖縄県の離島である与那国島にて「ヨナグニマルバネクワガタ」も
確認する事が出来ました。ここでも一度、二度と島に足を運んでも全く成果が出ませんでしたが、その失敗した時の教訓や経験を活かし三度目の与那国島で確認するに至りました。・・・最初から結果を求めようとするよりは、“少しずつ攻略してやろう!”というくらいの気持ちの方が、採集は楽しめるのかも知れません。

現在は「より自然のクワガタを観て行きたい!」と思い、30代に入ってから本土採集から離島や海外まで足を伸ばす活動を行っております。そしてどこでクワガタ採集をしても、基本的には“キャッチ&リリース”を前提に採集活動を行なっていければと感じております。


“へっぽこ”なりに、どこまで出来るか?という意味でも頑張ってみたいと思います。どうか寛大なお気持ちで見て頂ければと思います。宜しくお願い致します。




魔琴 プロフィール


父と私(1977年)

父と私(1977年)


東京都 在住


1972年 生まれ ♂


メール:魔琴




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