2012.06.08(金)
福島県・南部 8:00AM 晴れのち曇り 21℃

この数年、長年の夢であったタガメを何とか各地で少しずつ確認できる様になってきた。そうなるとゲンゴロウの姿も確認してみたくなってきた。幼少時代からハイイロゲンゴロウなどはそれなりに確認していたものの、“ナミゲン・オオゲン・ホンゲン”とも呼ばれる「ゲンゴロウ」は野外で今まで一度も確認したことがない。壁はタガメ以上に高いと思われるが、可能性を信じて探索に向かうことにした。

クワガタは出てきません...
クワガタは出てきません...




・・・東北の地へと車を走らせ数時間。田園風景の広がる長閑な里山に辿り着く。タガメ探索の雰囲気と似た様な場所を探してしまうのだが、未見であるゲンゴロウ。・・・全く雰囲気がつかめない。

ゲンゴロウいるのか?
ゲンゴロウいるのか?



素人目に見ても、コンクリートで護岸されてない“ひよせ”の方が、水生昆虫は多く生息してそうだと想像できる。車を走らせ探してみるが、その様な場所は意外なほど少なく、かなりの場所は整備された田園が多い...。

ひよせを探す
ひよせを探す



ひよせを覗くと大量のオタマジャクシの姿が確認できる。相当な数である。自分が埼玉県に住んでいた幼少の頃、この中にハイイロゲンゴロウやヤゴなど確認できたのだが、オタマジャクシ以外は全く確認できない...。

大量のオタマジャクシ
大量のオタマジャクシ



水面ばかり気にしていると、いきなり目の前にシマヘビが現れた。・・・と、いうより日光浴していたシマヘビに気付かず“自分が至近距離まで近付いて驚いた!”というのが本当のところであるが、意識してみると周辺には別の個体も確認できたので、シマヘビ以外にもアオダイショウ・ヒバカリやヤマガカシ・マムシなども居るであろう事から、一点集中ではなく回りにも注意して動かないといけない。

にょろ
にょろ



・・・ヘビだらけの場所にビビリ、場所を移動する事にした。


しばらく車を走らせると雰囲気のある溜池を発見した。可能性を感じ車を降り池を覗いてみる。・・・しかし水生昆虫の姿は全く確認できない。

溜池
溜池



水面を大型ヤンマが横切るので、何度か網を振ってみると捕獲する事が出来た。どうやらクロスジギンヤンマ♂の様である。以前からギンヤンマには特別な想いがあったのだが、クロスジギンヤンマとは縁が無いのか、それほどを意識することは無かった。今回改めて確認してみるとギンヤンマとは雰囲気が随分と異なる。ギンヤンマより小型で胸の黒いラインがギンヤンマらしくない...。

クロスジギンヤンマ♂
クロスジギンヤンマ♂



印象深いのは眼の色が青いのである。ギンヤンマは全体的にエメラルドグリーンな印象であるが、クロスジギンヤンマは青の部分が多い。この池で3頭のクロスジギンヤンマを捕獲してみたのだが、皆ギンヤンマより小柄であり、別の魅力を感じる。確認後、全てリリースする。

眼が青い
眼が青い



ゲンゴロウの姿が全く確認できないので、クロスジギンヤンマばかり追いかけてしまったが、再び水中に網を入れガサゴソやってみる。

ガサゴソしてみる
ガサゴソしてみる



すると、この場所では数多くのアカハライモリの姿が確認できた。居る所には大量に個体を確認できるのだが、農薬などの関係だろうか?

アカハライモリは多い
アカハライモリは多い



アカハライモリが確認できるので、他を期待して何度も網を入れる。するとオニヤンマらしきヤゴも数頭確認できた。

オニヤンマ?ヤゴ
オニヤンマ?ヤゴ



・・・しかし、それ以上の確認には至らず、天気予報で“降らない”と出ていた雨が降り始めてしまった。・・・今回の探索を終了する。




やはり付け焼刃では難しいのだろう。時期的に見ても悪いのかも知れないし、また作戦を練り直してナミゲンゴロウ探索を行っていきたい。

かえろう...
かえろう...


成績:ボ〜ズ

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