2011.12.04(日)へっぽこ遠征inタイ王国(4日目)
海外・タイ王国 7:00AM 晴れ 20℃ 同行者:うしやんさん、きっちゃんさん(現地)


タイ王国遠征、最終日の朝。

窓の外は薄い雲は出ているものの、明るい空が広がっている。最終日は時間も限られているので早めの始動とする。

最終日の朝
最終日の朝



まずは朝食。今回もやっぱり豚粥をオーダーする。何度食べてもアッサリしていて絶妙な味わいが、日本人の口にも合うと思う。
合流したうしやんさんと世間話をしながら本日の打ち合わせを行う。

やっぱり豚粥
やっぱり豚粥



・・・朝食後、身支度を整え宿をチェックアウトする。


最後もやっぱりモウホツヤとオニツヤを確認したポイントに向かう。うしやんさんの運転する車がカンボジアに続く一本道を行く。
7度目のタイ王国遠征になるが、来る度に少しずつ山が切り開かれ畑になっているのが分かる。

山の向こうはカンボジア
山の向こうはカンボジア



一本道を進んだ後、いつもの看板の角を曲がる。2年前に初めて“地雷に関する看板”として、目にした時はビビリまくったが、その表記内容が“安全を意味する”内容だと解ってからは、変な親しみすら覚えている。

見納め...
見納め...


林道を進み目的地に到着。今回の遠征でもモウホツヤやオニツヤを確認しており、7月には100ミリを超えるギラファノコ♂も確認している。

最終日も何か集まってないか車を降り確認していく。

ご神木
ご神木



・・・念入りに樹をチェックするが、なかなか黒い塊が確認できない。


昨日、一昨日と個体を確認しているだけに最終日もクワガタの姿を期待したのだが、初日に転がっていたオニツヤの亡骸のみであった...。

オニツヤの亡骸...
オニツヤの亡骸...



別の樹をチェックしようと再び藪漕ぎを敢行する。

タイ王国は日本の南西諸島とは異なる毒蛇なども生息しているので、無理は禁物であるが、安全第一にワクワク感を求めていく。

藪漕ぎ敢行
藪漕ぎ敢行



昨日と同じ場所まで辿り着く。目の前には“立ち枯れの様に見えて枯れてない”樹がある。昨日も驚いたのだが、樹液が出ているのである。

“枯れてない”立ち枯れ(右)
“枯れてない”立ち枯れ(右)



根元の樹液にはヒメカブト♂♀が確認できた。この部分だけを見ると、土中の養分を枯れ木が吸い上げ、それを食している様にも窺えるのだが、改めて別の樹液場を探してみる。

ヒメカブト♂♀
ヒメカブト♂♀



すると樹の反対側にヒメカブト♂が確認できた。昨日以上に樹液が確認できるので、どうやら根元はまだ生きている様子なのである。
12月という時期でもタイ王国では樹液が出ており、クワガタやカブトムシが確認できた事に改めて幸せを感じる。

樹液に来たヒメカブト♂
樹液に来たヒメカブト♂


・・・その後もマダニに噛まれながら探索を続けたが、新たな樹液場を発見できず、これ以上の確認には至らなかった。

探索終了
探索終了



・・・午後にはバンコク都に戻らないといけないので、最終日の探索を終了とする。




・・・カンボジア国境付近から車を走らせ数時間。バンコク都に到着する。

バンコク都内
バンコク都内



ここでタイ王国在住の日本人のきっちゃんさんと合流。うしやんさんと共に水上レストランにて夕食を楽しむ事になった。

水上レストラン
水上レストラン



水上レストランという事で水面を見てみると、数多くのアメンボが確認できた。タイ王国ではタガメやゲンゴロウを食べる文化があるのだが、実際にフィールド上で水生昆虫と出会えるチャンスが意外と少ない。チャンスがあればタイ王国での水生昆虫の探索も行っていきたい。

アメンボあかいな...
アメンボあかいな...



料理が運ばれてくる。ガッツリと肉料理が食べたかったので嬉しい。このトロトロになるまで煮込まれた骨付き肉は絶品であった。

ガッツリな肉
ガッツリな肉



そしてタイ料理で忘れてならないのは「プー・パッ・ポン・カリー」。ぶつ切りの蟹をカレー味で調え、溶き卵で仕上げる料理なのだが、最高に気に入っている。特に蟹を通常のものではなく“ソフトシェル”と呼ばれている“脱皮したばかりの蟹”を使用してもらうことで、蟹の殻を気にせず全て食べることが出来るのでオススメである。ご飯にかけて食べても美味しい。

プー・パッ・ポン・カリー(ソフトシェル)
プー・パッ・ポン・カリー(ソフトシェル)

うしやんさん、きっちゃんさんと楽しい時間が過ぎていく。いつもながら海外で会う日本人というのは特別なものがあって、今回も互いの人生観を語り合い、心底笑い、最終日にして最高の食事会となった。特にきっちゃんさんの恋愛話は大いに盛り上がった^^

タイ王国ともお別れ...
タイ王国とお別れ...


・・・気が付くと空港に向かわないといけない時間になってしまい、きっちゃんさんとここでお別れとなる。本当に楽しかった。



うしやんさんとバンコク国際空港に到着する。毎度の事だが名残惜しい。空港の青を基調としたカラーリングが逆に寂しさを覚える。

バンコク国際空港(スワンナプーム)
バンコク国際空港(スワンナプーム)



空港にてチェックインを行う。帰国便は少しゆっくりと帰りたかったので、座席に余裕があるとき限定の低額でのランクアップを確認してみると、何と無料にてビジネスクラス級に変更する事が出来た。これは非常にラッキーである。このクラスになると長蛇の列を成す出国審査など、専用の別ゲートにて短時間で抜けることが出来るのも嬉しい。

ランクup
ランクup



・・・うしやんさんとのお別れの時がやって来た。今回も本当のお世話になってしまった。

出国ゲートの前で感謝の握手を交わしうしやんさんとお別れする。今回の遠征目的の大きなミッションとして、2台目のHIDハンディライトをタイ王国に届けることが出来たので大きな達成感がある。この2台のHIDハンディライトがうしやんさんにとってタイ王国での大きな戦力となってくれれば嬉しい。丸2年タイ王国に通い、今回で7度目となったタイ王国遠征。自分なりに夢中になれた2年間だったと思う。・・・本当に楽しかった。



成績ヒメカブト♂×3 ♀×1
(確認後、リリース)




・・・普段よりも良いシートという事もあり、それなりに寝ていた様である。気が付くと日本上空まで飛行機は戻っていた。

普段よりもセレブな朝食を食べていると、窓の外が明るくなり日が昇ってくる。夢は覚め、現実に戻っていくのを覚える。

ちょっとセレブな朝食
ちょっとセレブな朝食


成田空港に到着。

やけに冷えると思ったら外気は0℃。昨日までの夏だったタイ王国に居ただけに寒さが身に凍みる。この感覚も2年前を思い出す。

成田空港に帰国
成田空港に帰国



帰国審査を終え帰りの電車の乗り込む。今日からまた日本での日常生活が待っている。年の暮れということもあり、待っている仕事量や日々の悩みも多いのだが“へっぽこ”ながら目の前のことをひとつずつクリアしながら、明日に向かい進んで行こうと思う。

帰ろう...
帰ろう...



・・・暫くは仕事の追われる日々が続くと思う。


へっぽこ遠征 in タイ王国PartZ ...完

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