ご注意!

2013年10月1日、希少野生動植物の指定により、アマミマルバネクワガタアマミシカクワガタアマミミヤマクワガタ採集禁止となりました。詳細は、奄美市サイトにてご確認下さい。下記、採集記は規制以前のものです。


2009.09.13(日)へっぽこ遠征in奄美群島(3日目)
鹿児島県・奄美大島 10:00AM 晴れ 30℃ (暑い) 同行者:kapiさん

奄美大島遠征、最終日の朝。

滞在した宿をチェックアウトした後、まずは昨晩、るどるふさんと行ったHIDライトトラップにて使用したシーツを乾かす。雨は上がっていたが、霧の湿気を吸い込んで濡れてしまった。

昨晩濡れたシートを乾かす
昨晩濡れたシートを乾かす



・・・天候の良さもあって数分で乾いてしまった。


出発し、まずはコンビニへ買い物に立ち寄る。過去の遠征含めると、何回利用したか判らないほど重宝している奄美大島のコンビニであり、ここのスパムおにぎりは何度食べても飽きない。

コンビニにて買い物
コンビニにて買い物



市内を抜け、フルーツトラップ回収&最後の確認に向う。

奄美名物
奄美名物



今回も時間の関係でマングローブの森に寄れなかったが、またの機会があればカヌーに乗ってマングローブの森の中を探索してみたい。

マングローブの森
マングローブの森




レンタカーを走らせフルーツトラップ設置場所に到着する。7月に行った福江島遠征ではトラップ回収時にもゴトウヒラタを数頭確認できたので、今回も芳しくない奄美大島でのトラップに最後の期待を掛け回収して行く。今回は高所にも仕掛けたので5メートルのロッドを使用しながら回収して行く。

フルーツトラップを回収する
フルーツトラップを回収する



・・・しかし、あまり難しくないと思っているスジブトヒラタさえも確認できない。気が付けば、この遠征ではアマミミヤマ♂×1頭の確認のみであった。

毎晩確認できるが写真は撮れない...
毎晩確認できるが写真は撮れない...



クワガタの姿はなかなか確認できないが、アマミノクロウサギは毎晩の様に確認できた。希望としてはアマミノクロウサギも写真集用に画像を得ておきたい所だが、夜間の活動と素早い動きに画像を得るのは困難を極めた...。

ホカホカな糞
ホカホカな糞



仕掛けたフルーツトラップを全て回収し終える。・・・結局、今回の奄美大島ではフルーツトラップにクワガタが集まる事はなかった。状況的に秋の気配が強く、雰囲気が感じられなかったといえばそこまでであるが、トラップが容易なこの島で時期的に充分クワガタが活動しているはずであったが、やはり何か自分に足りないものがあるのだろう。

全部を確実に回収する!
全部を確実に回収する!


フルーツトラップ回収後、帰りの飛行機の時間までもう少し時間があったので、以前から一度覗いてみたかった施設に立ち寄ってみた。その施設は多少本土のクワガタも入っていたが、奄美大島を中心にしたクワガタなどの標本が展示されていた。今回の遠征ではいつも以上にクワガタの姿を確認できなかったので、ここの標本を見学して雰囲気を感じることにした。

某施設を見学
某施設を見学



・・・施設を後にする。今回の奄美大島遠征は、もう少しまともな内容になると思っていたのだが、結果として厳しい結果になってしまった。

自分にとっての離島とは...
自分にとっての離島とは...


もう飛行機の時間まで残り僅かであるが、奄美大島の最後はやはり鶏飯であろう。自分にとって奄美大島は“鶏飯に始まり、鶏飯に終わる”場所なので、最後の楽しみを堪能する。何度も言うが、「ひさ倉」の鶏飯は最高に美味い!

最後はやっぱり鶏飯
最後はやっぱり鶏飯



刺身も美味い!kapiさんと共に舌鼓を打つ!

絶品!
絶品!




東京に帰る時間がやって来た。自分の中ではこの数年、どこかでこの離島探索も区切りを迎えるというか、今の様な頻度では到底無理な事も解っている。だからこそ自分が常に挑戦者のつもりでチャレンジし続ける事が出来るであれば、余計な事は考えずフットワークを軽くしているつもりであった。

天候も問題なし
天候も問題なし



・・・ふと今まで奄美大島に遠征した数を数えてみると、計7回を数える。最初は離島の中では広いと感じていた奄美大島も、いつしかナビなど無くてもどこでも行ける様になっている。改めて数多く足を運んでいる島だと感じる。また、連日報道されている芸能人のスキャンダルであるが、島に来てみれば殆どその影は見えなかった。いつもの奄美大島であった。

帰京する便
帰京する便




・・・奄美大島も夕暮れを迎え、9月の涼しい風が吹き始めた。


・・・8度目の遠征はあるのだろうか?



成績:ボ〜ス

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