2009.05.15(金)へっぽこ遠征in伊豆諸島(1日目)
東京都・八丈島 5:00AM 晴れ 19℃

2009年の最初の離島遠征は八丈島を選択した。いつもの様に八丈島独特の“材起こし”にてハチジョウノコを確認できればと思う。今年シーズンに入ってからまだクワガタの野外活動を確認してないので、まずは“2009年最初の1頭”を確認できればと思う。また機会があれば、ハチジョウヒラタも同様の材起こしにて確認できればと思う。

東京都・八丈島
東京都・八丈島




まずは自宅から羽田空港に向う。それなりの緊張感を感じる。シーズン後半になれば遠征にも慣れるので気にならないが、しばらく羽田空港に行ってないと、羽田空港の駐車場にて迷いそうになる。JAL=第1旅客ターミナル、ANA=第2旅客ターミナルに分かれており、更に車の駐車場もJAL=P1&P2、ANA=P3&P4と分かれている。高速道路からそのまま羽田空港内に入る際、慣れてないと混乱すると思う。
(羽田空港内アクセスは、こちら

羽田空港を目指す
羽田空港を目指す


それでも何とか感覚を取り戻し、空港内駐車場に辿り着く。その後、手続きを済ませ待合ロビーにて待機する。先程の空港内駐車場の件もあるので車の方は、時間に余裕を持って来られた方が良いと思う。荷物の兼ね合いもあると思うが、電車で来られるのであればその方が時間は見えると思う。

今年最初の羽田空港
今年最初の羽田空港



自分の場合、南西諸島はJAL、対馬や伊豆諸島はANAといった感じである程度、航空機の選択を決めている。

八丈行きはANAのみ
八丈行きはANAのみ



滑走路の朝の渋滞も無く、無事にテイクオフ。

やはり天候は晴れている方が気持ちが良い。離陸直後、遠方に富士山の姿を確認する事が出来た。

右奥に富士山が見える
右奥に富士山が見える



羽田空港を離陸して40分程で着陸態勢に入る。時間で見れば本当に近い。金銭面での問題はあるが、車に乗って高速にて渋滞する事を考えれば、思い切って伊豆諸島への離島遠征というのも一つの選択肢として面白いと思う。

まもなく八丈島
まもなく八丈島



八丈島空港、到着。近くにはヘリコプターが確認できる。確かこの八丈島から御蔵島へ定期運行していると聞いた事がある。

御蔵島行きのヘリ
御蔵島行きのヘリ



とりあえず予約しておいたレンタカー屋の迎えを待つ。連絡してみると、少し待って欲しいとの事なので周辺の写真を撮りながら時間を過ごす。
幸いにして晴天に恵まれたので気が楽である。しかし島という事もあり風は強く、時折寒さすら感じる。

男塾塾長 江田島平八で...
男塾塾長 江田島平八で...



レンタカー屋に連絡してから30分近く経っても迎えが来ない...。それでも待つしかないので空港前にて待ち続ける。

難儀する場所
難儀する場所



空港にて待つ事30分。やっと迎えが来たと思ったら、どうやら港にて船客を先にピックアップしていたらしい。説明も無くひたすら待ち続けていたので何となく解せない気持ちもあるが、そのままレンタカーを借りる。今回はトヨタレンタカーではないのでナビも無く、シートベルトを締めると何故かピリピリと電気が走るエレキな車であった。

トヨレン借りられなかった...。
トヨレン借りられなかった...。



とりあえず足は確保できたので早速ポイントへ向う。八丈島へは過去に数回訪れているので、“へっぽこ”なりに実績のある場所へまずは行ってみる事にした。それにしても晴天時、八丈富士の眺めは絶景である。

絶景!八丈富士
絶景!八丈富士



八丈島のポイントといえば、自分なりに最初に行く場所が決まっている。初めて八丈島に遠征した時に運良く、初ハチジョウノコを確認できた場所へ“玄を担ぐ意味”も含めて足を運んでいる。

いつもの場所に向う
いつもの場所に向う



辺りを見渡してみると「フェニックス・ロベレニー」の畑が多数確認できる。当然、島の所有者が居る訳で、勝手に畑に入る事は許されない。もし所有者が近くに居る場合は事情を説明し、クワガタ探索の許可を貰う方が様々な点から良いと思う。実際この場所も所有者(お爺さん)が畑仕事をされていたので、許可を頂いて探索する事が出来た。何かと怪しまれる可能性が高いクワガタ探索なので、万全を期した方がお互い気分良く居られると思う。

フェニックス・ロベレニー
フェニックス・ロベレニー



因みにこの八丈島は「明日葉」の畑も置く存在するので、同様の確認が必要だと思う。この八丈島に来た際には同じ事を何度も記事にしているが、それだけデリケートな問題であり、神津島の様な悲劇(明日葉畑への不法侵入も採集禁止の理由に一つになっている)は絶対に繰り返してはいけない。

明日葉
明日葉



いつもの場所にいつもの倒木が放置されているのだが、雰囲気は感じられないのだが何故か裏返してしまう...。八丈島ではあまり先入観を持たず、まずは目の前のものを裏返していくと良いかも知れない。

いつもある倒木
いつもある倒木



その後、少し茂みになった場所にしばらく誰も確認してないと思われる倒木を発見した。こちらは非常に雰囲気を感じる。ただ“へっぽこ採集”なので、いきなり結果が出るというのもあまり考えてなかったが、とりあえず裏返してみると、そこにはハチジョウノコ♂♀の2頭が佇んでいた。画面、右側に写っている♂は太陽光に照らされて茶色に輝いている。ハチジョウノコは真っ黒のイメージがあったが、個体によっては赤っぽいものも居る様である。・・・改めて2009年シーズンイン最初のクワガタでもある。凄く嬉しいし、目の前のハチノコ達に感謝である!

いきなりハチジョウノコ♂♀確認!
いきなりハチジョウノコ♂♀確認!



目の前の♂♀2頭の他にも個体が確認できないか探してみると、更にもう2頭のハチジョウノコ♀の姿も確認できた。半分以上、土に埋まった状態なので良く見ないと見落としてしまいそうな状態であった。素朴な疑問として、この4頭のハチノコ達は、かなり重いこの倒木の真下のしかも殆ど埋まった状態で潜んでいたが、他から歩いてきた個体がこの倒木下に潜り込んだのだろうか?それともこの倒木下の土中から羽化した個体が、この場所で待機していたのだろうか?本土のノコと雰囲気の異なるハチジョウノコ...、やはり興味深いクワガタだと感じる。

ハチジョウノコ♀×2が潜んでいる
ハチジョウノコ♀×2が潜んでいる



“へっぽこ”らしからぬ、いきなり4頭のハチジョウノコを確認できた。今年最初の離島遠征として幸先が良い。
・・・なんだか、これで本日の探索終了でも良い気がしてきた。

既に終了モードでも良い
既に終了モードでも良い



とりあえず元気なハチノコを確認出来たので、気持ち的にかなり余裕が出来た。

この後は未知の場所を探索してみようと、今まで入った事の無い林道に進んでみる事にした。

場所を移動してみる
場所を移動してみる



それなりに時間を掛けて探索を進めていくが、倒木を裏返すもののクワガタの姿が見当たらない...。流石にどこにでも居る訳ではないのだろう。
それに林道沿いの目に付き易い倒木よりも、多少茂みの中で少し土中に埋まった材の方が、ハチジョウノコの潜む倒木としては条件が良い様な気がする。

雰囲気のある倒木
雰囲気のある倒木



しばらく材起こしを行っていると再びハチジョウノコ♂が確認できた。倒木をどかしてハチノコを観察していると、近くにクワガタらしき幼虫の姿が確認できた。

ハチジョウノコ♂と左に幼虫?
ハチジョウノコ♂と左に幼虫?



よく見るとハチジョウネブトの幼虫であった。この八丈島では材起こしを行っていると、この様にハチジョウネブトの幼虫を確認できる事が多い。できれば成虫の姿を確認してみたい所であるが、そこそこ幼虫の姿を確認できるのであれば、いつか成虫の姿も確認できるであろう。自分の様にセンスの無い者は感覚では採集できないので、それなりの積み重ねでアプローチして行くしかないと思っている。

ハチジョウネブト幼虫
ハチジョウネブト幼虫



上記の倒木とほぼ同所にあった倒木を起してみると、倒木の裏側の隙間からクワガタの姿が窺えたので引っ張り出してみるとハチジョウコクワ♀であった。

八丈島・ハチジョウコクワ♀
八丈島・ハチジョウコクワ♀



更に探索を続けある倒木を起してみた所、倒木の下でハチジョウノコ♂♀が交尾を行っていた。状況としてこれもかなりの質量のある倒木であったが、やはりハチジョウノコは通常のノコとは随分と雰囲気は異なる。

倒木の下で交尾しているハチノコ
倒木の下で交尾しているハチノコ



その他、材起こしを行っているとモロい材もあったりするので、その砕けた箇所よりチビクワの姿も窺える。

八丈島・チビクワ
八丈島・チビクワ




気が付くと昼を回っているので昼食を取る事にした。八丈島なので島らしい食べ物でも良かったのだが、何度も食べているカレーを食べる事にした。ここのは家庭的な黄色いカレーで個人的に気に入っている。

黄色いカレー
黄色いカレー


昼食後は、今まで確認した事の無いハチジョウヒラタの探索をしてみる事にした。過去に何度かチャレンジしてみたものの“へっぽこ”にとっては、かなりの難関に思える。おそらく生息地はかなり局所的なものだろうと感じている。

ハチジョウヒラタを探してみる
ハチジョウヒラタを探してみる



探索場所を狭めてハチジョウヒラタに迫ってみる。とりあえず雰囲気のありそうな倒木を起してみる。

材を起こす
材を起こす



確認できたのはハチジョウノコ♂であった。今日だけで見れば、活動を開始したハチジョウノコは、かなり広範囲にて確認できる印象を受ける。
・・・その反面ハチジョウヒラタの姿は全く確認できない。

標高関係なく確認できる
標高関係なく確認できる



その後も探索を続ける。クワガタのパーツは確認できたが、結局ハチジョウヒラタは確認できなかった。元々簡単ではない事は判っていたが、きっかけすら掴めない状況に自分自身に憤りをを感じる。・・・これも事前に多くの情報を持たないというスタイルの一面なので、これは仕方ないと思っている。可能性は低いかも知れないが、この状況から個体を確認できた時の喜びは大きいはずなので、今はそれで良いと思っている。

イタチに殺られたのか?
イタチに殺られたのか?




結局ハチジョウヒラタは確認できなかったが、“へっぽこ”なりに八丈島遠征の初日としてハチジョウノコを多く確認できたので満足であった。

今回は幸いにして天候にも恵まれ、どうやら明日も雨の心配は無さそうなので、時間の許す限り八丈島を楽しんでみたいと思う。

初日終了
初日終了



成績ハチジョウノコ♂×8 ♀×6 ハチジョウコクワ♀×2 チビクワ×1
(確認後、全てリリース)

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