2005.04.01(金)
埼玉県・某所 5:00PM 晴れ14℃

4月に入り暖かい日が続く様になって来た。もしかしたら気の早いコクワが活動しているのでは?と思い埼玉のポイントに足を運んでみた。この場所は昨年、多くの広葉樹が伐採されてしまった場所である。それでも自分にとって数少ない採集ポイントだったので、雰囲気だけでも味わいたかった。東京では3月31日にやっと開花宣言が出た“遅咲き桜”を観ると、埼玉ではまだ開花していない様で、間もなく開花するであろう大きく膨らんだつぼみが付いている。

開花間近の桜
開花間近の桜



昨年に伐採された林はそのまま野ざらしになっている。真っ先に昨年から確認している倒木を探すと辛うじて残っていた。一応、裏返してみたが、ダンゴムシとゴミ虫しか居なかった。

林は無い・・・
林は無い・・・



林がなくなって「もうこの場所ではクワガタの姿は確認できないだろう・・・」と感じていたので、それなりに辺りを見渡し引き揚げようとすると、何か素早い物体が目の前を横切った。少々驚いたが目をやるとキジ♂が走り回っていた。

キジ♂が歩いている
キジ♂が歩いている



このまま引き揚げるにしては少々物足りなかったので、意味も無くキジを追い掛け回してみた。


・・・・・疲れた。
いつもは見ない場所まで走ってしまった。が、しかし、ふと地面を見ると腐葉土の様な状態の下土がある。もしかするとカブトムシの幼虫など出てくるのでは?と思い、堅めの枝を拾い土を掘ってみた。

腐葉土、発見!
腐葉土、発見!



すると直ぐに予想通り、カブトムシの3齢幼虫がゴロゴロっと姿を現した。正直、居るかどうか分からなかったので嬉しいものがあった。よくよく腐葉土を見るとカブトムシのモノと思われる糞が多く確認できるので、もっと時間を掛ければかなりの幼虫が確認できると思われる。しかしこれ以上は無意味なので、掘り起こした幼虫は全て元通りに埋め戻した。

カブト3齢幼虫
カブト3齢幼虫



その他も枯れ草の様な根っこを持ち上げてみると、やはりカブトムシの幼虫が潜んでいた。確認のみで、直ぐに元に戻した。

根っこにカブト幼虫
根っこにカブト幼虫



流石にクワガタの姿は確認できないだろうと思っていたが、何気無く近くにあった倒木を裏返してみると、何と小さなコクワ♂が潜んでいた。時期的に寒さでカチコチ状態かと思ったが、倒木の上に置いてみると意外にも元気でスタスタと歩き出した。綺麗な個体なので新成虫だと思われるが、最近の陽気で蛹室から抜け出し、外へ出る為のタイミングを計っていたのであろうか?

2005年コクワ♂
2005年コクワ♂




自分は樹液シーズンの探索をメインに活動しているので、今回のコクワ確認は“オープン戦”感覚と感じている。まだ樹液シーズンまで1ヶ月ほど早いかも知れない。しかし今回の散策を見る限り、確実にシーズンは近づいている!5月には遠征が控えているので、今回は2005年の良いオープン戦が行えたと思う。


成績:コクワ♂×1
(確認後、リリース)

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