ご注意!

2013年10月1日、希少野生動植物の指定により、アマミマルバネクワガタアマミシカクワガタアマミミヤマクワガタ採集禁止となりました。詳細は、奄美市サイトにてご確認下さい。


2004.08.11(水)へっぽこ遠征in奄美大島(1日目)
鹿児島県・奄美大島 9:00AM 曇り時々雨 32℃ (蒸し暑い)

いよいよ待ちに待った奄美遠征である!・・・しかし、日頃の行いのせいか急に台風13号が沖縄付近に発生した。しかも有り難い事に、奄美大島も暴風域に入る形になっている。最悪だ!よりによって何故台風がジャストミートで来るのであろうか?前日から気が気でなく、1時間おきにネットで天候をチェックしながら殆ど寝ることが出来なく、とりあえずフライトを信じて始発で羽田空港に向かった。

台風上陸か?
台風上陸か?


始発で来た割には、かなりギリギリの時間で羽田に着いた。今回の遠征も先日の長崎同様に一人では心細いので、以前の会社の後輩T(クワガタ興味なし)を助手として連れて行く事にした。それにしても、午前7時前だというのに羽田空港は非常に混んでいる。流石にハイシーズンである。そんな事より奄美便はフライトするか確認してみた。
搭乗ボードを見ると、嫌なモノが目に飛び込んで来た。奄美大島からそれ程遠くない宮古島の便が欠航している・・・。やはり沖縄周辺は台風13号の影響をモロに受けているらしく、非常に危険な状態らしい・・・。
それでも「現地の状況が今より悪くなれば羽田に引き返す」という条件ながら、何とか飛んでくれる事になった!とりあえず奄美入り出来そうだ!!

羽田空港・混んでいる!
羽田空港・混んでいる!



羽田を発ってから約2時間、厚い雲の隙間からようやく南の島の姿が確認出来た。とにかく海がエメラルドグリーンで美しい。
天候も何とか持ちこたえ、着陸の許可が出た。

飛行機からの南の島
飛行機からの南の島


空港から降りると直ぐにレンタカーを借りた。これが無いとなにも出来ない。道端に目をやると赤いハイビスカスがあちらこちらで咲いている。途中、何気なく木に目をやると緑色のトカゲが木を登っている。キノボリトカゲであった。雰囲気は、南国ムード満天である!

ハイビスカス
ハイビスカス


時間はまだ午前9時過ぎであるが、とにかく何らかのクワガタを早く確認したい。同時にボ〜ズ逃れもしておきたい。奄美大島の山は標高としても数百メートル級の山しかなく、山に入る道もそれ程多くない。とりあえず、適当に地図を見ながら山に入ってみた。
しかし木が判らない・・・。事前の予習として「アカメガシワ」や「スダジイ」に集まるという事は判っていたのだが、実際に山に入ると良く判らないのが現状であった。
木は良く判らないながらも、林の中に積み肥の様な場所があったので除けてみると、幼虫が現れた。おそらく奄美大島にカブトムシは居ないと思われるので、コガネムシ系の幼虫ではないかと思う。

不明幼虫(コガネムシ?)
不明幼虫(コガネムシ?)


不明幼虫は元に戻して、他に“らしい”生物は居ないか探索をしていると噂の「サソリモドキ」が現れた。“モドキ”であって本物の蠍ではない。しかしサソリに良く似ているこの生き物は、物珍しいとは言えあまり気持ちの良いものではない・・・。

サソリモドキ
サソリモドキ


何気なく下草の茂った場所にも臆する事無く入っていたが、奄美大島といえば“世界3大猛毒蛇”で有名なハブが居る(因みに他の2種は、コブラとガラガラヘビ)。奄美では至る所に注意を呼びかけている。また店などでも、普通にペットの様にハブを展示している場所もある。

ハブ多数
ハブ多数


南の島といえばマングローブ。クワガタ探索をしながら所々で観光も行った。特にマングローブの森をカヌー(1人乗りor2人乗り、可)で進むイベントは、南国を実感できる最高な場所である。1時間・1500円程度で楽しめるのも嬉しい。

マングローブの森
マングローブの森


色々と探索をしている内に腹が減ってきた。奄美大島といえば、様々な雑誌などでも見掛けた事のある「鶏飯」が有名である。島の中であればどこでも食べる事の出来る、奄美を代表する食事である。地鶏の笹身や椎茸・卵・薬味をご飯の上に乗せ、特性の地鶏スープをたっぷりと掛けて食べる。感覚としてはお茶漬けの様な食べ物であろう。味は美味い。その他、山羊汁も食べたが思ったより癖も無く美味しかった。少々体調を崩し気味であったので、非常に生がついた感じである。

山羊汁
山羊汁

奄美名物「鶏飯」
奄美名物「鶏飯」


ここまで成果も無く、だらだらと時間だけが過ぎるような形になり、時間帯としては20時近くになっていたので、改めて探索に出かける事にした。行き当たりばったりだけでは良くないと思い、有名ポイントでもあるN峠に足を向けてみた。予習ではネットや雑誌でも良く見かける名前である。峠の山道に入った途端、大きな個体が道に居る!すぐに車から降りて確認すると大きなアマミノコギリクワガタ♂が轢かれていた。いつものパターンであるが、あと少し早ければ元気なアマミノコに会えたかも知れない。とりあえず、奄美大島初のクワガタの画像を撮って置こうと思いデジカメを探す。

・・・・・無い。

・・・・・・・・・・、鶏飯屋に置き忘れたらしい。

確かに体調が良くない事情もあったが、大事なデジカメを忘れるとは・・・。運良く鶏飯屋のレシートを捨てずに持っていたので電話して確認しようと思った。が、山道では「圏外」であった。・・・・・情けない。それでも何とか電話できる場所から鶏飯屋に確認してみると、やはり置き忘れていた。幸い夜遅くまで人は居るとの事なので、後で取りに行く事にした。

肝心な所で本当に“へっぽこ”である。凹んでも仕方が無いので、気を取り直してルッキングを再開した。雰囲気はあるのだが、他の採集者の姿も結構多く確認出来る。地元の車やレンタカーが、ゆっくりとルッキングを行いながら峠を上り下りしている。やはり有名ポイントだけあって競争率も高そうだ。所々、道に物体が歩いているので確認してみると殆どが先程にも確認していた「サソリモドキ」ばかりであった。夜行性なのであろう、あちこちで徘徊している。非常に紛らわしい。更に10cm以上の「巨大なナメクジ」や、高速で移動する20cmを越える「超巨大ゲジ」も徘徊している。南の島らしいのかも知れないが、超獣は勘弁して欲しい。その他、アカマタやアマミアオヘビなどの蛇も多く道を横切っていた。ただハブは見掛けなかった。

N峠の頂上付近に来たが、やはり採集者が既に確認し終わった後らしく、全くクワガタの姿は確認出来ない。暫く探索をしていると、後輩Tが「ホタルが居ます!」というので確認してみると、確かにホタルが居る。しかし、こんな山奥で水場も無さそうな場所で、何故ホタルが居るのであろうか?しかも結構な数が確認出来る。
何となくホタルが居る様な場所ならクワガタもと思い探索したが結局、成果は無かった。広葉樹はなるべく確認していたが、樹液の出ている雰囲気が全く感じられない。やはりトラップ採集に切り替えないと奄美大島では難しいのかも知れない。時間も日付をまたいだので翌日に期待してデジカメ回収後、切り上げる事にした。


成績:ボ〜ズ

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